宅配便はコンビニ受け取りですべて解決か?

写真:Flickr

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 昨年末は宅配便の配送トラブルについてニュースがいくつか続いたこともあり、ネットでもこの話題が少し盛り上がっていた。(僕もたまたまブログに記事を書いていたりした。)

 主として人手不足という問題から、宅配便のシステムが末端で正常に機能しにくくなっているのは事実であるらしい。事業所向けの荷物はともかく、個人宅あての荷物は再配達のコストが全体の足を引っ張るようになっている。

 再配達を防ぐ仕組みのひとつがマンションの宅配ポストだが、これは古いマンションには設置されていないところが多いし、新しくても小規模なマンションには宅配ポストがないことがほとんどだ。宅配ポストがあっても、盆や正月などの休み(まさに今だ)には宅配ポストがふさがってしまい、新規の荷物を引き受けられなくなってしまうことも起きる。

 宅配ポストは必ずしも解決策になっていないのだ。

 再配達を防ぐもうひとつの仕組みとして、ネットなどでも利用が推奨されていたのはコンビニ受け取りだ。Amazonなど通販業者からの荷物をコンビニに配達してもらい、配達完了の通知をメールで受け取ってから利用者が荷物を引取に行く。

 コンビニは24時間営業なので、宅配業者の手間としては事業所向けの配達と変わらない。不在の可能性はゼロ。荷物を持ち戻って再配達することはなくなる。

 ただしこれは、まだコンビニ受け取りを利用する人が少ないからこそ機能している代替手段ではないだろうか。コンビニに大量の荷物が配達されるようになれば、コンビニのバックヤードは引取を待つ個人あての荷物で埋まってしまう。これではコンビニの通常業務にも支障が出るだろう。

 宅配業界ほどではないかもしれないが、コンビニ業界も人手不足が深刻な業種なのだ。理由は給与の割には、やるべき仕事が多すぎることにある。その上で、宅配便業者の荷物仕分けの真似事をさせられたのではたまらないだろう。

 そもそもコンビニ受け取りには幾つかのハードルがあって、宅配の荷物をすべてコンビニ受け取りにできるわけではない。例えばコンビニで荷物を受け取るには、ネットを利用する環境が不可欠だ。

 通勤経路や自宅周辺数分の距離に店舗があるならコンビニ受け取りも便利だが、地方では最寄りのコンビニが1キロ先、2キロ先という場合もある。数キロ先のコンビニまでクルマや自転車で荷物を引き取りに行くぐらいなら、宅配業者の手間など無視して何度でも再配達に来てもらうほうが利用者としては便利に違いない。

 宅配便は今後どうなるのか?

 現在は原則としてヤマトならヤマト、佐川なら佐川の配達員が末端までの配達を行うわけだが、これを各社が相乗りできる専門の小口配達業者に集約することはあり得ると思う。案外その業務も、コンビニが行うことになるのかもしれないけどね……。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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