2ヶ月ぶりの散髪でスッキリ

サッポロ一番塩らーめん
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 本日の卦は大畜(たいちく)の初爻変。大畜の蠱(こ)に之く。大畜は、貞しきに利ろし。家食せずして吉なり。大川を渉るに利ろし。初九。厲(あや)うきことあり。已(や)むに利ろし。象に曰く、厲うきことあり、已むに利ろしとは、災いを犯さざるなり。

 「畜」は田の上で働く動物、農作業に使う家畜のこと。東アジアだと牛か。「ためる」「たくわえる」と読む「蓄」と同根の文字だという。易経では「畜」を「とどめる」「たくわえる」の意味にとる。大畜は「大いなるものを引き留める」「大いにたくわえる」という意味。卦象としては、天の上に山がある。たとえ目には見えなくても、何かしらのものが着々と成果として溜め込まれている感じ。

 易経ではしばしば、大成卦の卦辞と爻辞が矛盾することがある。今回の卦も、卦辞は「家食せずして吉なり。大川を渉るに利ろし」だから、どんどん外に出て大きなことをやれという言葉なのだが、初爻の爻辞は「厲うきことあり、已むに利ろし」で、リスクがあるから取りやめた方がいいという注意になる。どんどんやれと、リスクがあるからやめろ。どっちなんだ?

 基本は卦辞なので、前に進め、どんどんやれが正解。しかしそこにリスクがあることは忘れず、時には立ち止まることも考えるべきだ……ぐらいかな。

 之卦は蠱。蠱は、元(おお)いに亨(とお)る。大川を渉るに利ろし。甲に先だつこと三日、甲に後(おく)るること三日。蠱は皿の上の食べものに虫がわいている状態。腐敗腐乱の極みで、物事の終わりを示す。ことは終わっているのだから、次は物事が一新される。タロットカードの死神と同じで、新生や再生を意味する卦になる。

 大畜の初爻は「注意深く進め」だったが、之卦は再び「元いに亨る。大川を渉るに利ろし」で、どんどん進めになる。やはり今日の卦は「前に進め」だろう。具体的な占問があるわけではないので、今日はこの程度。具体的に何か占うことがあれば、もう少し易経の言葉がぴたりとはまることもあるのだろうけれど……。

 午前中は散髪に出かけた。この前、最後に切ったのは11月。その時は少々短くなりすぎた気がするので、今回は十分に髪が伸びてからにした。横や後などはしっかり刈り上げて、上の方は長く伸ばしておく。こうしないと、髪の毛があちこちにはねて収拾がつかなくなってしまうのだ。

 最近は1,000円ぐらいのカット専門店も多いが、僕はフルサービスの理髪店に行く。髪の毛を切って、シャンプーして、顔そりして、マッサージもあって、値段は4,000円ちょっと。高いか安いかは考え方次第だと思うのだが、我が家の周辺はだいたいどこもこのぐらいの値段になっている。

 散髪後はスーパーで買い物。少し安くなっていたのでサッポロ一番塩らーめんを買ってきたが、帰宅してみたら我が家にはまだストックが……。ストック食材を入れる引き出しの中に、サッポロ一番塩らーめんが現在14袋になっている。大丈夫だ。たぶん1〜2ヶ月の内になくなるだろう。

 袋麺として何を食べるかは家庭によって違うと思うが、我が家の定番はサッポロ一番塩らーめん。妻が辛ラーメンなど他のラーメンも時々食べているが、僕はサッポロ一番の塩らーめんしか食べない。子供の頃は同じサッポロ一番の味噌らーめんを食べることが多かったと思うが、僕はどこかの時点で塩らーめんに転向した。鍋で野菜と肉を炒めた後に水を入れて煮立たせ、そこで塩らーめんを作ると美味い。

 そうか、これは即席タンメンなんだな……。僕のタンメン好きの根っこには、サッポロ一番塩らーめんがあるのかもしれない。

 ところで今日の易占だけど、引き出しの中に塩らーめんが溜まっているから「大畜」で、髪の毛を切ってスッキリしたから「蠱」なのかなぁ。ちょっとこじつけっぽいけど、こうやって身の回りのものを易卦に結びつけていくのも、易占解釈の練習にはなりそう。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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