数秘術の入門書を買ってみた

冬空
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 本日の卦は益(えき)の初三爻変。益の漸に之く。益は、往くところあるに利(よ)ろし。大川(たいせん)を渉るに利ろし。

 易占では下卦が自分の現在の立ち位置で、上卦が自分ではない相手や外部状況、または未来になる。益卦の場合、上卦にあった乾卦が、下卦の坤卦に陽爻をひとつ渡した形に見立てる。下卦である自分が、上卦から価値のあるものを受け取る、外部から自分が何かを得るということを意味する。

 今日は変爻が2つあるので、2番目の爻辞をとる。六三。これを益すに凶事をもってすれば、咎なし。孚(まこと)ありて中行なれば、公に告ぐるに圭(けい)を用う。象に曰く、益すに凶事をもってすとは、固くこれを有するなり。

 この爻辞は少しわかりにくいが、岩波文庫版「易経」によると、これはどうやら就職や仕事に関わるものらしい。凶事は常ならぬこと、常ならぬ手段。通常であれば咎められるような手段(凶事)を選んでも、今回は咎められないという意味か。ただしそこには孚がなければならない。

 この「孚」という字も易経にはしばしば登場するのだが、これは親鳥が爪(足)の下に自分の子(卵やヒナ)を抱えて守っている姿。大切にする、守る、保護する、親身になる。それが孚だ。象伝に「固くこれを有するなり」とあるので、多少強引でも強い意志を持ってのぞめば、自分の得たいものが手に入るということだろうか。

 之卦は漸(ぜん)。少しずつ進むという意味。漸は、女の帰(とつ)ぐに吉なり。貞しきに利ろし。益卦で得られたものがあるとしても、それはすぐには手には入らないようだ。結果は後から少しずつ付いてくる。

 Twitterなどの使いすぎが気になっていたので、この正月からパソコンやスマホに制限をかけて、早朝から正午までしか利用できないように制限をかけた。当初はそれまでの習慣で時間があるとTwitterのアイコンをクリックしていたのだが、最近はそれが落ち着いてきたように思う。制限を十日続けて、何かあればTwitterを開くという習慣が薄れてきたのだ。

 もともそ極端に依存していたわけではないと思うのだが、それでもハマってしまえば何時間でもベッタリとパソコンの前に座ってTwitterをやっていた。それが半ば強制的にでも時間制限ができるようになり、それが苦にならなくなってきているのだから我ながら大したものだと思う。

 午後は近くの100円ショップで色紙を買ってきて、読書用のしおりを作った。色紙は15センチの正方形なので、それを5センチ幅に三等分する。以前はパンチで角を丸めていたのだが、しおりとしての利用ならそのままでもいい。このしおりは読書が終わったあと日付スタンプを押し、そのまま本にはさみっぱなしにしておく。

 100均の色紙は厚みがなくて印刷も安っぽいので、ある程度使った後でもう少しリッチな紙質のものにするかもしれない。色紙なんて高くても数百円のものだから、それで読書の質が多少でも上がるならそれにこしたことはない。紙の本はこういうアソビができるのがいい。電子書籍も便利だけど、ちょっと素っ気ないね。

 というわけで今日はAmazonから本が2冊届いた。浅野八郎の「カバラ数秘術 ユダヤ最高の占術でわかるあなたの運命」と、古川武士の「書く瞑想」だ。

 数秘術は少し前に存在を知ったのだが、どう考えてもインチキ臭い。生年月日をバラバラの数字にして全部を特定のぞろ目、もしくは1ケタの数字になるまで足し算し、そこで出てきた数字で占うというお手軽な占いだ。数字は1から9までの整数と、11と22と33を使うことが多いようだが、浅野本は33の例が載っていない。また、名前のアルファベットを数字に換算して占いに加味する方法も載っていないので、最近の数秘術の主流派とはちょっと異なるようだ。

 これでは実占の参考にならないのだが、それでも「数秘術はインチキだよなぁ」という点での参考にはなる。そもそもユダヤ神秘思想(カバラ)とか4000年の古代の知恵とか言いながら、西暦で計算している時点で笑ってしまうのだ。西暦はキリスト教との関わりで作られたもの。しかも発明されたのは6世紀、普及したのは10世紀、現在使われているグレゴリオ暦に至っては16世紀に作られたもので、普及するのにやはり何百年かかかっている。

 数秘術はかようにインチキなものなのだが、そもそも占術なんてものはそれで「未来がわかる」とか「運命が告げられる」と称した時点ですべてインチキ。易占でもホロスコープでもタロットでも手相人相姓名判断すべて同じ事だ。でも僕は占いを趣味とし、占いは生活の役に立つとも思っている。数秘術もたぶん役に立つと思うが、具体的なことはもう少し別の参考書を熟読してからまた考えてみたいと思う。

 「書く瞑想」についてはよくわからないが、手書きで何かを書くときの参考になればと思って購入した。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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