増えていく油性ボールペン

ボールペン
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 本日の卦は乾(けん)の初二三四上爻変。6本並んだ陽爻のうち、5本が変爻になっている。サイコロを転がすたびに「1」が出続けるわけだけど、まあ時にはこんなこともある。

 乾の比に之く。乾は、元(おお)いに亨りて貞(ただし)きに利(よ)ろし。比は、吉なり。原(たず)ね筮(うらな)いて、元永貞なれば、咎なし。寧(やす)からざるものもまさに来らん。後(おく)るる夫は凶なり。

 乾は昨日も出ていた卦だが、これは天を表している。元亨利貞でバランスの取れた良い卦。昨日は之卦が小畜で、密雲雨降らず。今日の之卦は比になった。比は地の上に水がある象で、今日は朝から雨降りだからまさにその形。この調子だと一日雨だろう。

 今日は昼前に買い物に出かけて、昼食の弁当とボールペンを買ってきた。そう、昨日の日記で『安いからそのうち買ってしまいそうな気もする』と書いていた、三菱鉛筆uni Jetstreamの新しい3色ボールペンと、ぺんてるの静音ボールペンCalmeだ。Jetstreamは黒軸でペン先は0.5mm、Calmeは0.7mmの単色タイプにした。

 定価はそれぞれ税込で、Jetstreamが550円、Calmeが165円。最近日本の文具業界で一番頻繁に新製品が出るのは、このクラスのボールペンだろう。各メーカーとも趣向をこらして、低粘度、速乾性、ペン先固定、重量バランス、静音など、さまざまな機能を売りにしている。どこかのメーカーが新機能を打ち出して市場に評価されると、他メーカーもすかさずそれに追随して機能で追いついてくる。

 Jetstreamは油性ボールペンに低粘度インクを持ち込んだ先駆けだと思うが、今は低粘度油性ボールペンを各社が出していて、性能的にはおそらくJetstreamと遜色ないはずだ。ゼブラがペン軸のぶれないblenを出し、uni-ball one Fでペン先スタビライザーを売りにする。静音機能は以前からトンボのリポーターが機能のひとつとしていたが、Calmeの売れ行きが良ければ他メーカーもこの分野に出てくるだろう。

 こうしたメーカー間の切磋琢磨があったおかげで、現在の日本のボールペンは素晴らしく安定した性能のものになった。昔はボールペンなんてうっかりするとペン先にインクのダマができていて紙や手を汚したし、書こうと思うとインクが固まってかすれた。

 書けるボールペンもよく見ると線が途切れ途切れになっていて、ペン先で粘度の高いインクを紙にこすりつけている様子がありありとわかったものだ。書けなくなったボールペンの先をライターの火で少しあぶると、固まっていた油性インクが溶けて書けるようになるなんて生活の知恵もあった。

 どれもこれも昔話で、今は日本製ボールペンにそんなぶざまな製品はない。時々ノベルティなどで得体の知れない安っぽいボールペンをもらうと、安い海外製のリフィルが入っていて「昔ながらのボールペンの書き味」を味わうことができたりするが、僕はその時点でそのボールペンをゴミ箱に捨ててしまうのだ。

 そんなわけで僕はボールペンをちょくちょく購入するのだが、問題はボールペンを使う機会がほとんどないこと。普段は万年筆使ってる。どんなに優れた日本製のボールペンリフィルも、何年も書かずに放置していたら具合が悪くなる。それでも何年か放置たあとにまたスラスラ書けてしまうのが、油性ボールペンの凄さだ。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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