終戦記念日の映画

CASIO COMPUTER CO.,LTD. EX-H20G ƒ/5 1/800 18.8 mm ISO 80

 76回目の終戦記念日だ。今から76年前、1945年8月15日に日本は終戦を迎え、そこから現在まで続く長い「戦後」の時代を迎える。

 外は雨で外出したくないので、今日はネット配信で終戦記念日にちなんだ映画を何か観ようと思った。岡本喜八の『日本のいちばん長い日』(1967)が定番と言えば定番なのだろうが、今回はあえて原田眞人のリメイク版『日本のいちばん長い日』(2015)を観ることにした。この映画は公開時に劇場で観たきりなので、一度観直したいと思っていたのだ。

 映画公開時に書いた感想は映画瓦版に残っているが、今回観てもそれと基本的に印象は変わらない。ただ前回観た時は「岡本喜八版と比べてどうか?」ばかりが気になってしまったが、今回は原田版を一本の独立した映画として楽しむことができたと思う。これはこれで良くできている映画なのだ。ただし今後もクラシック作品として残っていくのは、やはり岡本喜八版だろう。

 原田版は阿南惟幾という古武士のような軍人が陸軍大臣になったところから物語をスタートさせ、彼が玉音放送の流れる8月15日未明に割腹して命を絶つまでを、天皇や、首相や、家族との関係を通して立体的に描いていく。エピソードに現れる人間味という点では、役所広司演じる阿南陸相は素晴らしい。

 だが岡本版で同じ役を演じた三船敏郎は、そうしたエピソード無しに、役者としての存在感だけで「人間阿南」を演じきっている。役所広司もいい役者なのだが、世界のミフネと比べてしまうと大人と子供の違いがある。

《映画瓦版》日本のいちばん長い日(1967)
《映画瓦版》日本のいちばん長い日(2015)

 今日は8月ど真ん中なのに肌寒いような天気で、昼間も窓を閉めて風が入らないようにしていた。風邪ひきそう。

 西日本の大雨はやはり大きな被害を出した様子だが、「記録的な大雨」とか「観測史上初」という言葉を気象情報で聞く機会がここ数年すごく増えていると思う。異常気象なのだ。晴れれば記録的な猛暑。雨が降れば記録的な大雨。天気の変化が極端すぎる。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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