
今日は外出しなかったので、写真は2013年の7月6日に撮影したもの。亀戸で撮影した亀戸線の車両です。カメラはCanon IXY DIGITAL L2。これはいいカメラだった。今でも持ってるけど、電池を抜いて保管してあるだけ。おそらく今後も使うことはないと思う。
IXY DIGITAL L2は単焦点のコンパクトデジカメだった。6.4mmの豆粒みたいな小型レンズと、1/2.5型で540万画素の小さなCCDセンサーを組み合わせ、それでいて結構シャープな写真を撮ることができた。手のひらにすっぽり収まるサイズは小さすぎてホールディングに難があり、センサー感度が低いのでスローシャッターになることが多かった。つまり手振れしやすいカメラだが、それでも僕はこれが大好きだった。
常に持ち歩くお散歩カメラとして重宝していたのだが、その後はRICOH GR DIGITAL IIなどと競合して、少しずつ出番が減っていった。それでもこのカメラに完全に引導を渡したのは、現在も使っているGoogle Pixel 3aを購入してからだ。これはカメラではない。スマホだ。
Pixel 3aのカメラ性能は、IXY DIGITAL L2を遥かに凌駕していた。ピントもピッタリ合うし、画質もシャープ。発色も自然。暗所にも強い。ボートレート機能で背景がぼかせるし、ナイトモードでほとんど真っ暗な中でも撮れる。しかも撮った写真は、そのままネットにバックアップできるのだ。もう文句の付けようがない。というわけで、このスマホのおかげで、僕はほとんどのコンデジをクローゼットに仕舞い込んでしまうことになった。少なくとも、IXY DIGITAL L2の出番はもうないだろう。
というわけで今日は一日家にいて、手つかずだった映画の感想2本を書いてしまった。1本は『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』で、もう1本は『ホロコーストの罪人』。