富岡八幡宮での事件は悲しい

 深川の富岡八幡宮で、宮司家族間の凄惨な殺人事件が起きた。最初は通り魔事件のような報道で、「深川で通り魔事件とは、川俣軍司の再来か」と思ったのだがそうではなかった。

 僕は母親の実家が深川から隅田川をはさんだ中央区新川で、ここはなぜか昔から、富岡八幡宮の氏子として深川祭りに参加している。僕も子ども時代から何度もお祭りに参加しているし、3年に1度の本祭りでは神輿を担ぐこともある。

 新川は独身時代に数年間住んでいたこともあるが、当時は近所にスーパーなどもなく、買物と言えば川を渡って門前仲町まで出かけていた。その後錦糸町や亀戸に引っ越したあとも、深川はときどき出かける場所だったし、富岡八幡宮も深川に出かければお参りする散歩コース。要するに昔からつい最近まで慣れ親しんだ場所なので、今回の事件には驚かされたのだ。

 富岡八幡宮が神社本庁から抜けたという話はネットニュースか何かで読んでいたが、今回の事件にはそうした神社運営の問題も背景にあるらしい。神社本庁は最近右傾化しているという話もあり、都内の有力神社である富岡八幡宮がそこから抜けたのはちょっと痛快だと思っていた。

 そもそも富岡八幡宮の氏子には、八幡様が神社本庁の帰属であるかどうかを気にする人はほとんどいなかったと思う。江戸時代創設の神社は深川の人たちにとって、「我が町の八幡様」「我らの八幡様」であったからだ。

 富岡八幡宮が今後どうなるのかはわからないが、おそらく殺された宮司の子供が後を継ぐか、親戚筋から新しい宮司を選ぶことになるだろう。深川祭りでがっちりまとまる強固な氏子組織と財政基盤があるので、これでどうにかなってしまうようなものではないはずだ。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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