観光は物見遊山ではない

 国会議員や地方議員が、議会閉会中に税金を使って海外旅行に出かけることがある。外遊とか海外視察と呼ばれるわけだが、これに対しては「単なる観光旅行では?」という批判も多い。

 でも僕は「観光旅行でもいいんじゃないの?」と思ったりする。一度も海外に出たことが無い人よりは、観光旅行であっても海外に出たことがある人の方が見聞を広められる可能性がある。

 (もちろんこれは可能性であって、海外に行っても何も見ず、何も聞かず、何も感じない人も多いとは思うけどね。)

 そもそも「観光」というのは、そう悪い意味の言葉ではなかった。これは「易経」の中の観卦の爻辞で、「外国に賓客として招かれ、その国の威光を仰ぎ見る」という意味。その土地の人々の暮らしぶりを見て、その土地で行われている政治のありようをつぶさに観察する。それが「観光」というものなのだ。

 僕は国内旅行でも海外旅行でも、それぞれの土地で地元ローカルテレビ局の放送を見たり、地元ローカル新聞の記事を読んだり(外国だと読めないけど)、地元の生鮮スーパーに出かけて商品の棚を見て歩くのが大好き。

 日本は最近どこにでかけても、駅前に高層ビルが建ち並ぶ似たような風景になっているようにも見える。でもテレビや新聞を見て、スーパーの棚の間を歩けば、そこにはそれぞれの土地に固有の暮らしがちゃんとあることがわかる。

 風光明媚な(いわゆる)観光地に出かけなくても、その土地を味わうことはできると思うけどね……。

 というわけで、三連休は家族で札幌に観光旅行。4月にも一度行っているのに、どういうわけか年に2回も札幌市内見物。まあこれはこれで楽しいもんです。春と秋の札幌には出かけたから、次は真夏とか真冬の札幌も見てみたかったりして。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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