日本の政治に緊張感がほしい

写真:毎日新聞

 森友学園問題で安倍内閣の支持率が低下していることから、安倍首相が4月中にも解散総選挙に打って出るという説がある。

 これは政権にとっては悪くない考えだ。安倍内閣の支持率は確かに落ちている。しかし野党の支持が延びているわけではないので、選挙をすればやはり与党勝利となるだろう。もっともさすがに多くの有権者は愛想を尽かし、与党には投票せず、かといって野党にも投票しないという状態になると思う。投票率は低迷すること間違いなしだと思う。

 だがそれでも、選挙で勝てば、勝ちは勝ちだ。安倍首相は「国民の審判は下った」「国民の信任を受けた」と大いばりで新しい内閣を編成するだろう。

 確かに現在の野党には、政権交代して政権を担う力があるとは思えない。だがそれは「安倍政権でいいじゃん!」ということにはならない。もうちょっと、政治に緊張感がほしいのだ。

 選挙になっても自民公明の与党が、過半数を割るようなことには絶対ならない。でも現在のように、国会で自民党だけがバカみたいに強いという状態は不健全だと思う。森友学園問題というのは、結局のところその「不健全さ」を象徴する事件なのではないだろうか。

 もし近々本当に選挙が行われたら、どうするべきなのか? 小選挙区なら「自民党以外の勝てそうな候補」にとりあえず票を投じることが望ましい。与党を過半数割れに追い込むことは無理でも、大幅に議席を減らせば安倍内閣の求心力は低下する。場合によっては自民党内で「安倍おろし」の動きが出て、別の内閣が発足することになるかもしれない。

 いずれにせよ、「どんな不祥事が出てきても倒れない政権」というのは良くない。何か事があれば政権の存続に関わると思えばこそ、内閣は緊張感を持って政治ができるのではないだろうか。

 

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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