パソコンが使えない若者は問題か

 スマホの普及でパソコンが使えない若者が増えているらしい。これを「若者のパソコン離れ」と呼ぶ人もいるが、これのどこが問題なのかはよくわからない。

 そもそも「若者が漏れなくパソコンを使える」なんて状態は、せいぜいここ10数年の話だろう。それ以前にはパソコンを個人で持っている人など少数派だった。

 パソコンは企業のオフィスではまだ必需品かもしれないが、仕事に必要な技能や技術のトレーニングは個々の職場で行うべき事であって、学生がその知識を有していないことを嘆くのはお門違いだ。

 そもそもMicrosoft WordやExcelがデファクトスタンダードとして日本のオフィスに君臨している状態が、Macユーザーである僕には許しがたい暴力のように感じる。(必要だから僕も持ってますけどね。)

 誰もがみんなパソコンを持っていて、それがみんなWindowsマシンで、しかもすべてにMS Officeがプリインストールされていて、ユーザーは全員それを使いこなしいてるという「前提」がおかしいのだ!

 必要がある人はパソコンを使えばいい。パソコンを使う方が早くて効率的な作業を、無理してスマホやタブレットでやる必要もないのだ。だがパソコンを使う必要がないなら、誰もパソコンなんて使う必要がないし、購入する必要もない。そんなものの使い方を覚えている時間が合ったら、本の1冊でも2冊でも読んでおいた方が将来のためになるんじゃなかろうか……。

 コンピュータ業界のトレンドから見ても、パソコンは今後どんどん非主流になっていくと思う。これはかつてのミニコンやワークステーションと同じ運命だろう。

 かつては「仕事でパソコンを使う? ご冗談でしょう。専用のミニコンやワークステーションでないと、安心して仕事なんてできないよ!」という時代があったのだ。だがこうした環境は、今やすべてパソコンに置き換わっている。

 今は「スマホやタブレットのアプリで仕事? 冗談はよしてよ!」と思っているかもしれないが、あと数年もすれば、オフィスでも主流はスマホやタブレットなどのスレート型端末になるのではないだろうか。既に業務によっては、そうなっている職場も多いに違いない。

 僕自身は「物書き稼業」なのでタブレット端末で文章を作ろうとは思わないが、これも音声入力を使う機会が今後はどんどん増えてくるような気がしている……。(加齢に伴う運動神経の衰えで、キーボードを打つのが億劫になって行くというのもあるけれどね。)

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中