日本の商業サービス品質が低下しはじめた

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 ヤマト運輸が宅配再配達の時間指定で、12時から14時の時間を廃止することを検討しているという。

 同じく20時から21時の再配達については、時間を延長して2時間にするか、再配達を有料にすることも検討するという。

 これは何を意味しているかというと、日本のサービス業(宅配の仕事は本来は運送業なのだが)で、サービス品質の低下が起きているということなのだ。

 日本のサービス業は世界一きめ細かなサービスを行っていると言われているが、今後はこれが少しずつ疎かになっていくだろう。

 これについては「効率化」や「生産性の向上」など、別の見方もあると思う。だがかつては可能だったサービスが、人手不足で不可能になっている。かつては無料だったサービスも、有料でなければ請け負えなくなっている。これを「サービスの品質低下」と言わずして何と言えばいいのだろう。

 断言するが、ヤマト運輸で起きている事は最初のきっかけに過ぎないのだ。日本はこれから猛烈な勢いで人口が減少していく。日本中どんな仕事でも、現場に人がいないという状態になる。

 人がいないと、新しいサービスを生み出そうというモチベーションが生まれない。そもそも今あるサービスを維持するだけで手一杯。それすら維持できず、ずるずるとサービスの質を落としていくことが続くだろう。

 宅配の仕事は労働集約的な仕事なので、こうした現象が真っ先に現れただけだ。今後は他のあらゆる産業で、同じようなサービス品質の低下が始まると思う。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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