八面体ダイス1個で易占い

八面ダイス

 易占用に八面体のダイスを1つ買ってきた。216円也。

 じつは同じようなダイスを少し前にも買っていて、それは八面ダイス2つと六面の普通のダイスが1つ。これで上卦と下卦と爻位を出すという、略式の易占法に使っている。

 今回買ってきたのはダイスが1つで、これを6回振って本卦と爻位を出す。時間はかかるが、この方が多少本格的になる。

 なぜ八面ダイス2つと六面ダイス1つの略占法ではダメなのか? この方法では易の面白さである「変化」が余り楽しめないからだ。

 筮竹を使って本式に易占を行う場合、各爻は老陽・少陽・老陰・少陰の4種類のどれかが出現する。このどれになるかは筮竹を取り分けた時の残りの本数で決まるのだが、これは以下のように決まっている。

  • 1本なら老陽(乾)
  • 2本なら少陰(兌)
  • 3本なら少陰(離)
  • 4本なら少陽(震)
  • 5本なら少陰(巽)
  • 6本なら少陽(坎)
  • 7本なら少陽(艮)
  • 8本なら老陰(坤)

 老陽と老陰は変爻で、老陽は陰に、老陰は陽に変化し、その結果が之卦になる。これを応用すれば、各爻を求める時に八面体のダイスでも同じことができる。数字の1が出たら老陽、2が出たら少陰という具合に各爻を決めていくわけだ。

 ダイスを6回振るうちに、変爻が何度も出ることもあれば、一度も出ないこともある。これが易の面白さなのだが、ダイス3つを使った略占法では、変爻が必ず1ヶ所に現れて、之卦も自動的に1つ決まってしまう。何度かやっているうちに、これがつまらないと思うようになった。

 というわけで、八面体のダイス1個で占う方式に改めてみた。この場合、陰陽や変爻の出現確率は、コイン3枚を使って各爻を出す擲銭法と同じになる。老陽と老陰が出現する確率はそれぞれ1/8で、少陽と少陰が出る確率はそれぞれ3/8だ。擲銭法なら新しい道具もいらないので、その方が手軽かもしれないけど……。

 八面ダイス2つと六面ダイスを使った占法は、筮竹を使った略筮法と同じ。八面ダイスやコイン3枚を用いた占法は、筮竹を使った中筮法を他の道具で代用したものだ。

 易占が当たるか当たらないかは文字通り「当たるも八卦当たらぬも八卦」なのだが、手近な道具で六十四卦や爻位を出し、それを易経のテキストと付き合わせて「どんな意味だろうか?」と考えるのはちょっと楽しい。

 じつはこれが、自分の生活を振り返ったり、日頃の考え方を整理する手助けになるのだ。そういう意味で、易経や易占は大人のための知的遊戯みたいなものだと思う。

 そんなこんなで、朝日選書の「易」もAmazonに注文しちゃいました。もうしばらくは、易にはまりそうです。

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投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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