準備のよろしいことですなぁ……

全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。

 女優の(というか、既に「元女優」と呼ぶべきなのかもしれないが)清水富美加が幸福の科学に「出家」するため芸能界を突然引退して大騒ぎになったと思ったら、今度は早速本を出したのだという。

 何だかずいぶんと手回しのいい話じゃないか。出たばかりの本はAmazonでは入手困難でプレミア価格が付いているが、おそらく幸福の科学出版の本としては異例のヒットになるのではないだろうか。

 報道によれば、彼女は出演映画の撮影に今月3日までは何事もなく参加していたのだという。5日の撮影を病気理由に休み、その後はインフルエンザを理由に撮影不参加。11日に事務所から映画のプロデューサーに「重大な話がある」と連絡があり、このあたりから芸能ニュースに彼女の出家の話が出るようになった。

 12日には教団側から出家が正式発表されたが、現時点で本人がカメラの前に出てきての記者会見などはない。マスコミが本人からの情報に飢えていたところに、今回の告白本が出てきたから皆ががっつりとここに食いついたわけだ。

 今回の告白本の出版タイミングを見ると、彼女の「電撃引退」が事前の周到な準備によって行われていたことがわかる。契約期間を数ヶ月残し、映画やテレビの仕事を放り出すようにして雲隠れしたのも、おそらくは「そうすることで世間の目を集められる」という狙いがあってのことだろう。

 もちろん今回の本は、彼女の出家の発表以降に企画されたものではない。彼女の「出家」とそれに続く告白本の出版は、どう短く見積もっても数ヶ月前から準備されていたはずだ。つまり彼女は現場に大混乱が生じるのを承知で、素知らぬ顔で映画の撮影現場に通っていたことになる。

 おそらく映画関係者は怒り心頭だろう。だが関係者が怒れば怒るほど、彼女への世間の注目が集まって本が売れ、教団の主張が世間に流布することになる。

 要するにこれって、教団ぐるみの盛大な炎上マーケティングですね。

 こうなったらその炎上に加担してしまうこと自体が教団や彼女自身の活動を利することになるのだから、マスコミも本当ならこの件については沈黙しておきたいところだと思う。でも「わかっちゃいるけどやめられない」のが、芸能マスコミなんだろうけどね……。

 今回起こされた事件は、幸福の科学という教団にとって間違いなくプラスだったと思う。最近の教団は以前ほどの勢いがなく、信徒の高齢化も進んでいたはずだ。それが有名若手芸能人の出家で、一躍「若者の宗教」というイメージを作り上げることに成功したのではないだろうか。

 しかし彼女の突然の「出家」について「そこまで追い詰められていたのかもしれない」などと擁護のコメントをしていた人たちも、こうなったらさすがに彼女をかばう気にはなれないだろうね。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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