まるでスパイ映画じゃないか

父・金正日と私 金正男独占告白 (文春文庫)

 金正男がマレーシアのクアラルンプール空港で暗殺されたというニュースには驚かされた。

 彼は一時は金正日の長男であり、金王朝の後継者として、ゆくゆくは北朝鮮の最高指導者になるのではないかと言われていた男だ。

 だが彼は金正日の後継者になれず、王朝の後継者となったのは異母弟の三男の金正恩だった。なぜこうなったのかはよくわからない。これが2010年のことだ。

 それから7年もたって、なぜ暗殺なのか……。

 まるで戦国時代の大名が、跡目相続で骨肉の争いを繰り広げるような話。あるいは旧約聖書の列王記で、父王ダビデの跡目を継いだソロモンが兄を粛正した話にも似ているかもしれない。

 いずれにせよ、あまりにも時代がかっているのだ。しかしそれが北朝鮮という独裁王朝国家の今の姿でもあるのだろう。北朝鮮は数百年前の世界を、21世紀の今も生きている。

 恐ろしいのはその数百年前の感覚の人たちが、核ミサイルを手に入れようとしていることだ。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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