稲田防衛大臣は安全保障上の脅威

稲田朋美防衛大臣

 久しぶりに「孫子」を読んでいる。

 謀攻篇に将軍の資質について書かれた部分があるのだが、現在我が国で軍を指揮する防衛大臣にはこうした資質があるのだろうかといぶかしんでいる。

 まず将軍の位置づけと意味だが、孫子は次のように述べている。

夫(そ)れ将とは、国の輔(ほ)なり。輔周(しゅう)なれば則(すなわ)ち国必ず強く、輔隙(げき)あれば則ち国必ず弱し。

 輔というのは「支え」のことであり「補佐役」のこと。軍を率いる役目は国を支え、その存亡を左右する重要な役目であるという意味。周というのは、行き届いていて抜かりがないこと。「周到な準備」などはこの意味。

 軍を率いるトップがしっかりしていればその国は強く、軍のトップが間抜けならその国は弱いというのが孫子の述べていること。ま、当たり前ですけどね。

 では現在の日本で軍のトップである稲田防衛大臣はどうなのかというと、これがかなり怪しげなのだ……。

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題で、稲田大臣の国会発言が大問題になっている。日報が破棄されたのが見つかったとか、問題となっている日報に大臣が目を通していないとか、日報にある「戦闘」は憲法に抵触するので法的意味における戦闘行為ではないとか、もう無茶苦茶だろう。

 国会での野党の追及を「揚げ足取りだ」などと批判する人もいるだろうが、政権の弱点を見つけて追及するのは野党の大切な務めでもある。防衛大臣にはもう少しそつのない、安定した人物が必要なのではないだろうか。

 野党の追及が仮に揚げ足取りだったとしても(僕は必ずしもそうは思わないけれど)、『輔隙(げき)あれば則ち国必ず弱し』なのだ。安倍首相はことあるごとに「日本の安全保障」について言及しているわけだが、現在の日本において安全保障上の最大の脅威は稲田防衛大臣の存在だと思う。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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