当たるも八卦、当たらぬも八卦

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 手もとのコインで今週の運勢を占ったところ、天雷无妄(てんらいむぼう)の卦が出た。

 无妄の卦辞(かじ)は「万事順調にゆき、占問したことには利がある。ただ、わが方に正義がなければ災難に遭い、出かけて行くのは良くない」とのこと。

 今回は1回目と5回目に変爻(へんこう)が出たので、之卦(しか)は火地晋(かちしん)になる。

 晋の卦辞は「康候は王から馬を賜り、それを繁殖させようとして一日に三度も交尾させる」とある。

 何だかよくわからないけど、今は擲銭法(てきせんほう)の練習をしているだけなので細かな解釈はしない。

 ところで易占を職業とする人を易者と呼ぶのだが、これを別名「八卦見」とも呼ぶ。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の八卦だ。

 易では上卦(外卦)と下卦(内卦)、それぞれ8種類ずつ(八卦)を組み合わせることで「8×8=64」のパターンを生み出す。これが六十四卦だ。

 六十四卦のそれぞれには、各爻ごとに卦辞が付いている。ひとつの卦に6つの爻辞が付くのだ。易占ではこの爻辞が、占いの結果として示される。

 プロの易者が広く行っている略筮法では、ひとつの本卦にひとつの変爻が必ず出ることになっている。(サイコロを使った略式の易占でも同じ。)この簡便な方法だと、六十四卦がさらに6パターンに別れて384の爻辞が示されることになる。これを手掛かりにして、運勢を占うわけだ。

 しかしこうした略式の方法を取らない場合、ひとつの爻には陰陽の2種類だけではなく、老陰や老陽も加えた4種類の結果が出る。八卦の中に変爻も加えると、「4×4×4」で64パターン、これが2つ重なって4,096パターンの結果が出る可能性がある。

 易占というのはこの4,096パターンの卦を占いたい対象と突き合わせ、ああでもない、こうでもないと思索を巡らせるゲームなのだと思う。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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