朝日新聞をたった1年で潰す方法

朝日新聞デジタル

 世の中には朝日新聞が嫌いな人が大勢いる。

 そうした人たちは朝日の失点を見つけては鬼の首を取ったように大喜びし、朝日はこれで潰れる、潰れぬまでも大きく部数を落とすだろうと騒ぎ回る。

 だが残念ながら、朝日嫌いが期待するほどには朝日新聞の部数は落ちないのだ。なぜだろうか?

 理由ははっきりしている。朝日新聞の読者は、そうした朝日の失点を気にしないからだ。

 朝日新聞の失点を、多くの場合朝日新聞本紙は報道しない。朝日新聞の報道が偏っていようが、他紙が報じている事件を意図的に伏せようが、逆に他紙が取り上げていない記事を針小棒大に報じようが、朝日の読者はその偏りに気づくことはない。

 当たり前だ。朝日の読者は朝日しか読まない。だから朝日が偏っていても、他紙と比較しないからそれに気づかない。

 反朝日新聞の人達が朝日新聞をいかに辛らつに批判しようと、朝日新聞はそれを何とも感じない。朝日新聞への批判は昔からあったが、最近の朝日批判の多くは朝日新聞の読者ではない人達からのものだ。ネットで「朝日は潰れろ!」「廃刊にしろ!」と言っている人たちは、朝日新聞を購読しているだろうか? まず間違いなく、購読していないのだ。

 朝日新聞も慈善事業で新聞を発行しているわけではない。新聞発行は商売だ。新聞社の経営者は商売人だ。商売人は「顧客」の注文には応えるが、商売を妨害することだけを考えて騒ぎ回る連中の言葉には耳を傾けない。そんなものは最初から無視すべきなのだ。

 だから朝日新聞の非購読者である「反朝日」の声は、最初から無視されてしまう。

 しかしこれは、朝日新聞をどう攻撃すれば先方にダメージが与えられるかという、重要なヒントにもなる話なのだ。朝日新聞を批判する人が朝日新聞にダメージを与えるには、自分たちが朝日新聞の読者になればいい。朝日新聞を購読して、愛読者になって、その上で朝日新聞を攻撃するのだ。

 どんなメディアも、「読者からの声」には弱い。

 朝日新聞には政治姿勢とは関係ない良記事もたくさんある。家庭面や文化面、書評、劇評、映画評、人生相談、その他もろもろの生活記事だ。反朝日を目論むなら、こうした朝日新聞の「良い点」はきちんと認めた上で、それを誉める投書を朝日新聞に寄せるのだ。

 その上で、「この部分の記事はよろしくない。偏向している」という意見を書く。読者からの意見だから、朝日新聞の編集部はこれを無視できない。

 朝日新聞は商売で新聞を発行している。だから読者の意見は大切にする。読者が求めるものには迎合する。外部から何を言われても屁とも感じないが、読者から「偏向している」と言われれば気になる。それが商売で新聞を発行している弱味だ。

 とりあえず、反朝日を目指す人達は朝日新聞を購読しよう。朝日新聞の発行部数現在の倍……とは言わぬまでも、2割増しぐらいにはしてみせよう。その増加した2割の読者が「朝日は偏向している」と言い出せば、朝日新聞は動揺する。そうして読者のニーズに合わせて、少しずつ紙面の編集方針を軌道修正していくだろう。

 どんな商売をしていても、お客様あっての商売だ。読者が「偏向している。不愉快だ」と言えば、新聞はその要望に応えざるを得ない。

 おっといけない。目的は朝日新聞を矯正することではなく、朝日新聞を潰すことだった……。

 まずは反朝日勢力の力を結集して、朝日新聞の発行部数をできるだけ増やすのだ。可能であれば倍増させたいが、まあ2割増しで構わない。発行部数が増えれば、印刷設備を増強させなければならない。新聞販売店も強化しなければならない。あれこれお金がかかる。しかし広告収入が増えるので、朝日新聞はこうした投資を喜んで行うだろう。

 朝日新聞が部数増加の旨味を味わいはじめたら、それを見計らって、反朝日の目的で朝日新聞を取っていた人達は一斉に購読を解約する。部数増加に合わせて投資した各種の設備はいきなり不良資産となり、朝日新聞の経営は成り立たなくなるだろう。

 朝日新聞の発行部数は今でも少しずつ減っているが、それはどの新聞社も似たようなものだ。朝日新聞を経営破綻させるには、いきなり発行部数を激減させなければならない。黙って待っていてもそれは起きないので、朝日を潰したい人達が結束してまず部数を水増しさせ、その上で一斉解約すれば同じ事が起きる。

 二階に上げてから、ハシゴを外すのだ。高いビルの屋上におびき寄せてから、突き落とすのだ。これで理屈の上では、朝日新聞は潰れると思う。うまくやれば1年ぐらいで、木っ端微塵だろう。

 問題は反朝日新聞に共感する人達が、それほど多くないことだろう。ネットで「朝日なんて潰れてしまえ!」と騒いでいるのは、朝日新聞に限らず、そもそもどの新聞も購読していなさそうな人たちばかりに思える。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

朝日新聞をたった1年で潰す方法」への2件のコメント

  1. 購読者数が増えようが減ろうが関係なく朝日新聞は、潰れません。経営権が法律に守られている、又、過去の国有財産払い下げのおかげで莫大な不動産収入が有り新聞発行部門で幾ら赤字を出そうとも関係ない。
    又、貴方の主張の様に読者意見を出しても都合の良い部分しか取り上げません。森友問題よりも深刻な国有財産払い下げを受けながら、国民に仇なす新聞社にこれ以上無駄な金は出せません。
    でも、最近は多少購読者の減りを意識したか、断っても執こく勧誘する様になったのは国民に浸透してきた証左かもしれません。

  2. 朝日新聞の広告主に国益に反する極めて深刻な反日の常態化した偏向記事と捏造記事を報道する「朝日新聞」を広告料を払うことで支援するれば、貴社も反日偏向捏造報道に加担している企業であるという事を広告を通して宣言していることになりなりますと忠告の電話やFAXをどんどん送った方がいいと思います

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