民進党よどこへ行く?

NHKニュース

 自民党と連合の幹部による政策協議が、5年ぶりに行われたという。そこでは自民党の茂木政調会長が「連合の政策に最も近いのは自民党だ」と言えば、連合の逢見事務局長が「自民党とは政策面での距離感は無い」と応じる一幕があったらしい。

 なんじゃこりゃ? 自民党はもう、なんでもありだな。まあ、昔から何でもありなんだけどね……。

 連合はかつて民主党(現・民進党)の最大の支持組織で、連合がなければ民主党政権はなかっただろう。その連合が民進党から離れて、自民党にラブコールを送っているのだ。

 連合は民進党が選挙対策で共産党と協力するのに反対の立場だし、原発の再稼働にも賛成の立場。昔はともかく、今は民進党より自民党の方が連合の方針に合う。それでもこれまでは民進党への気兼ねから、自民党にいい顔するのも節操がないと思っていたのかもしれない。

 しかしここに来て、連合は自民党に急接近。おそらく連合は、現在の民進党に愛想を尽かしたんだろう。政権を担う力が無い政党を支援しても、自分たちの政策が国政の場で取り上げられるチャンスはない。それよりは政権与党に接近して、自分たちの意向を政策に生かしてもらった方がいい。連合としては当然の選択だろう。

 国民の気持ちは既に民進党から離れている。これまで民進党を支えてきた連合も、民進党に愛想を尽かして自民党に急接近している。

 さて、民進党はどうすりゃいいんだ?

 ま、どうしようもないわなぁ……。

 民進党がこうなってしまったのは、要するに自業自得で身から出たさびだ。民進党の個々の政治家の資質が自民党に大きく劣っているとは思わないのだが、集団になった時の振る舞いが醜悪極まりない。なぜ民進党は一枚岩になれないんだろうか。なぜ民進党は互いの足の引っ張り合いや権力闘争にばかり熱中するんだろうか。

おおよそ、内部で分れ争う国は自滅し、内わで分れ争う町や家は立ち行かない。 (新約聖書 マタイによる福音書 12:25)

 民進党はまさにこの言葉の正しさを実証してきた政党だ。彼らは国民に託された権力行使の権限を身内同士で奪い合い、やがて互いに争うことに熱中するあまり、国民に託された権限をドブに捨てて足で踏みにじった。それを大事に拾い上げ、こびりついた泥を拭き取り、懐深くに抱いて決して離すまいとしているのが現在の自民党だ。

 しかし民進党はその様子を見ても、まだ自分たちの間違いに気づかない。いまだに互いの足の引っ張り合いをしている。これでは国民の誰もが、民進党に対して愛想もこそも尽き果てて当然ではないか。

 民進党が復活することはあり得るだろうか? 僕はもうダメだと思う。自民党に満足しているわけではないし、むしろ現在の自民党に国政を任せておくのはヤバイと思うことも多い。でも民進党に国政を託せるとは思えない。あの連中に任せても、また身内同士で争って大切な権力をドブに捨てるだけだろう。

聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう。 (マタイによる福音書 7:6)

 民進党はどうするつもりだろうか? それは我々が考えることじゃない。民進党の人たちが考えることだ。考えた上でそれに国民が納得し、支持できると思えば、国民はまた民進党を応援するかもしれない。

 国民の気持ちは移ろいやすいのだ。民主党政権が生まれる直前、自民党の評価は極端に低かった。それが今では、見違えるほどになっている。民進党にだって、まったくチャンスがないわけではない。

 でも、今の体質では永久にダメだろうけどね。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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