こむら返り克服法(暫定版)

芍薬甘草湯

 数年前からひどいこむら返りに悩まされており、今年に入ってからも大きな発作を起こして夜中に悶絶したことから、本格的なこむら返り防止対策を考えるようになった。その後は「発作が起きるかも」ということはあっても全身から脂汗が吹き出るような大発作は経験していないので、一定の効果はあるのかもしれない……。

 というわけで多少自己流ではありますが、こむら返りの防止法です。同じ悩みを抱えている人の参考になるかもしれません。

1.医者に行く

 あまり頻繁にこむら返りが起きるようなら、まずは医者に行って一通り調べてもらった方がいいと思います。こむら返りはさまざまな原因で起きるようですが、内臓疾患が原因で起きることもあるそうです。こむら返りは重大な病気のサインかもしれません。

2.芍薬甘草湯を服用する

 僕の場合は医者に行っても特に重大な病気の兆候は見当たらず、とりあえずは筋肉痙攣の軽減と予防のため芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を処方してもらいました。この薬はこむら返りの特効薬として知られていますが、発作が起きたときに頓服として飲むだけでなく、朝昼晩の毎食前に飲むように指導されました。それでこむら返りが頻繁に起きる体質を改善するのを期待してのことですが、実際にはどうなんでしょう……。

 僕は2週間ほど医者の指示に従って1日3回服用していましたが、その後は自分なりに発作が起きそうだと判断したとき、事前に予防的に飲むようにしています。あとは発作が起きた時のために、寝室のベッドの近くに置いておきます。

 発作が起きそうなときというのは、運動して足が疲れている日、たくさん汗をかいた日などです。長時間座敷に座らねばならないとき、公共交通機関を使っての長時間移動なども、同じ姿勢を長く続けるのでこむら返りが起きやすくなります。

 芍薬甘草湯は薬局でも買える市販薬ですが、医者で処方してもらうと保険適応となって安く買えます。1日3回の服用だと2週間分で42包、1ヶ月4週間の服用だと薬局で84包もの薬を渡されます。これだけの量だと、保険が適応されるかされないかで支払金額がだいぶ違ってきます。

3.寝る前にストレッチ

 寝る前に足の筋肉や筋を十分に伸ばしておくと、こむら返りの予防になるようです。どんなに眠くても、ふくらはぎやアキレス腱を伸ばしたり、足首や足指を十分に動かしてから寝るようにしています。

4.水分を十分に取る

 こむら返りを起こす直接の原因は水分不足が多いそうです。ですから普段か気をつけて、水を十分に摂取するようにしました。水は一度にがぶ飲みしても、全身に水分が行き渡る前に尿になって排出されてしまいます。そのためのどが渇く前に、意識して水を少しずつ取るのが効果があるようです。

 外出時は常に水筒を持ち歩くようにしました。大事なのは夕食で、軽めに済ませたり抜いたりせずに、必ずきちんと食べるようにしています。食品に含まれている水分は消化にあわせて少しずつ摂取されるので、体内の水分量が急激に減ることが防げます。

 水分摂取の効果を見るためには、体内の水分量がはかれる体組織計も便利です。経験上、体内の水分量とこむら返りの発作にはかなりの相関性があるように思います。夜中にトイレに起きたときは、尿として排出したのと同程度の水分補給を心がてすぐ水を飲みます。

 僕は痛風発作や尿路結石の予防のためにも水を飲むよう医者に指導されていたので、水筒を持ち歩く生活も、これはこれでいい機会が来たと思っています。

5.ミネラル(塩分)を取る

 こむら返りの原因は水分不足ですが、これは水分が不足することで足の筋肉が正常に機能するためのミネラルが行き渡らなくなってしまうということのようです。必要なミネラル(不足しがちなミネラル)の第一位はナトリウムです。要するに食塩不足ですね。血圧が気になるなど塩分摂取を控える必要がある人も多いと思いますが、こむら返り予防のためには遠慮せずに塩分を摂取した方がいいようです。

 特に夏場は塩飴や塩分補給用のタブレットを使って、意識的に塩分を摂取するように心がけました。疲れがひどいときはクエン酸(我が家は掃除用に食用クエン酸を買ってある)も取るようにしています。

6.お灸・指圧・電子針を試してみる

 以下は民間療法的な事柄になりますが、お灸と指圧もはじめています。お灸は家庭用のせんねん灸で、指圧もお灸と同じツボを指やツボ押し器で押しています。ツボに対する刺激で血行がよくなり、筋肉の痙攣を防止するようです。

 お灸は家庭用のせんねん灸でも準備に多少時間がかかるので、就寝前にストレッチや指圧をしても筋肉の張りやこわばりが気になったときは電子針を使ってツボを刺激しています。

7.靴下をはいて寝る

 夜中に布団から足が出ているとその部分が冷えて血行が悪くなり、それがきっかけでこむら返りが起きることがあります。真夏に多少暑く感じても、夜は必ず靴下をはいて寝るようになりました。ショート丈の靴下ではなく、足首をすっぽり覆うサイズがいいと思います。これから冬になったら、もう少し丈の長い靴下をはくようにします。

8.お酒を控え目に

 お酒は体内でのアルコール分解にも大量の水を使う上にに脱水作用があり、体内水分量が少なくなったり、ミネラルのバランスが悪くなる原因となります。つまりそれだけ、こむら返りのリスクが高まるわけです。こむら返りが気になるなら、お酒は酔うほどまでは飲まない方がいいかもしれません。僕は最近、すっかりお酒を飲む機会が減りました。飲んでもごくわずかです。

9.つりそうになったら脱力

 それでも夜中に足がつりそうになったら、不用意にいきなり体を動かさず、ゆっくりと楽な姿勢になってつりそうな側の足を脱力させます。ここで無意識のうちにでも足に力を入れて伸ばしたり、逆に足を引き寄せようとすると、そこでスイッチが入ったようにこむら返りの大発作につながる事があります。

 とにかくあわてずに、まず脱力です。それで発作の気配がおさまるようなら、少しずつ足の可動域を広げて、マッサージや指圧やストレッチをしておきます。

10.つりはじめたら立ち上がる

 それでも足がつりはじめたらすぐにベッドから上体を起こし、両足を床におろしてゆっくりと体重をかけて立ち上がります。足の裏をぴったりと床に押し付け、直立した状態で脱力を心がけます。それでも足がつる気配が広がってきたら、気になる側の足のツボを指先や電子針で刺激します。

 これで大発作が回避できたら、芍薬甘草湯を飲み、発作の気配が完全に消えてからまた寝ます。それまでは、どんなに眠くても我慢して立ってます。これが一番きついんですけどね……。

 今のところこれで大発作を回避していますが、それでも発作が起きるときは起きるんだろうと思います。おっかないのは正月に帰省するときかな。田舎はベッドじゃなくて畳敷きの上に布団。これだと足がつりはじめたときに、すぐに立ち上がることができないんですよね。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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