安倍首相の年頭会見について

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 安倍首相の年頭記者会見の内容について、少しツッコミを入れておく。

この3年間で雇用は110万人以上増えました。17年ぶりの高い賃上げも実現し、景気は確実に回復軌道を歩んでいます。昨年は、青森、秋田、徳島、高知、福岡、熊本、沖縄の7つの県で有効求人倍率が過去最高を記録し、地方創生も着実に進んでいます。

 この3年間で人口が90万人減ってます。これに地方から都市部への人口移動も加わって、地方の人口減少はかなりひどいありさま。人口が減れば有効求人倍率は上昇するでしょう。今後も地方では過去最高の記録を次々に更新していくと思いますが、それは地方創生が着実に進んでいることを必ずしも意味しません。

昨年は、平和安全法制が成立し、私たちの子や孫の世代に平和な日本を引き渡していく基盤を築くことができました。

 私たちの子や孫の世代には、日本の人口は現在の3分の2、あるいは半分という状態になっています。子や孫の時代に仮に平和な日本が引き渡せたとしても、それは今より貧しく、みすぼらしく、あちこちがひび割れ、ひからび、将来に希望が持てない国になっているでしょう。

まだまだ道半ばではありますが、「もはやデフレではない」という状況を創り出すことができました。

 総理はこの直後の質疑応答の中で、『デフレ脱却というところまで来ていないのも事実』とも言っているのです。日本はかつてデフレ状態だった。今はデフレ脱却というところまで来ていない。ならばまだデフレなんじゃないの?

 「もはやデフレではないが、インフレは実現できていない」なら話はわかるけど、「デフレは脱却できていないが、もはやデフレではない」とはこれ如何に?

国内においては、少子高齢化という長年の懸案に真正面から挑戦する。「戦後最大のGDP600兆円」、「希望出生率1.8」、「介護離職ゼロ」という大きな目標を掲げ、この3つの的に向かって新しい「三本の矢」を放つ。「一億総活躍」への「挑戦」を始めます。

 これはびっくり。「戦後最大のGDP600兆円」、「希望出生率1.8」、「介護離職ゼロ」が新三本の矢なのかと思ったら、これは「3つの的」なんだそうだ。そしてこの的に向かって、新しい「三本の矢」を放つのだとか……。

 じゃあ、その新しい「三本の矢」とは具体的に何なのかと言うと、昨年9月の記者会見で既に発表されていた。

第一の矢、『希望を生み出す強い経済』。
第二の矢、『夢をつむぐ子育て支援』。
第三の矢、『安心につながる社会保障』。

 それぞれの矢の具体的な内容が「戦後最大のGDP600兆円」、「希望出生率1.8」、「介護離職ゼロ」なのではなく、これらを目標として「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」という3本の矢を放つらしい。

 まあ、この矢の中身はやはり謎なんですけどね……。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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