デジカメの解像度について

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 散歩用のカメラとして、Canon IXY Digital L(あるいはIXY Digital L2)を再び使おうと思っている。IXY Digital Lは2003年発売。L2は2004年発売。どちらも10年以上昔の古いデジカメだ。

 レンズはどちらも35mmフィルム換算で39mmの単焦点。センサーは1/2.5型だ。Lの記録画素数は最大2272×1704で3.9メガピクセル(390万画素)。L2は2592×1944で5.0メガピクセル(500万画素)。最近のコンデジに比べると、ずいぶんと小さいサイズの写真しか撮れない。

 しかしこれでも、じつはぜんぜん困らないのだ。以前は「サービス判」と呼んでいたプリントを作るなら、画素数は30万画素(640×480)ぐらいあれば十分だと言われていた。このぐらいのサイズだと、ブログやSNSでシェアするときも素早くアップロードとダウンロードができる。

 デジタル一眼レフカメラで印刷用の写真や大盤プリント用の撮影をしているプロやハイアマチュアは別として、日常のスナップ写真を撮ってブログやSNSにアップロードする程度の人なら、1000万画素を超えるスペックはまったく不要だ。高解像度になればデータ量が大きくなるため、画像の転送に時間がかかるだけでなく、カメラ内部での処理速度も遅くなってしまう。そんなことは、もちろんカメラメーカーだって百も承知のはずだ。

 しかし今さら、カメラを低解像度にすることもできない。まったく不必要な高解像度でも、それが普通のものになってしまえば横並びで商品を提供し続けるしかない。その結果、日本ではコンデジの市場がどんどん痩せ細って、今では税滅寸前になっている。

 最近はスマホの内蔵カメラが、かつてのコンデジと同じ道をたどっているような気がする。必要なのは画素数ではなく、描写力の高いレンズと画像処理エンジンなんだと思うけど。おそらくレンズにお金をかけるより、センサーの解像度を上げる方が安上がりなんでしょうね……。

 古いコンデジは中古品が潤沢に、かつ安価に市場に出回っているので、ニコン、キヤノン、富士フイルム、パナソニック、ソニー、オリンバスなど、ちゃんとしたメーカーのちゃんとした製品をまだ手に入れることができるはず。問題は電池と記録メディアで、今さらxDピクチャーカードなんて使いたくないよなぁ……。

 僕の使っているIXY Digital LとL2は、SDカードは使えてもSDHCカードは使えない。今はまだかろうじて1Gや2GのSDカード自体が手に入るのだが、これらの供給がストップしたり極端に値段が高くなりすぎるようなら(すでにかなり割高だけど)、そこがカメラの寿命似なるのかもしれない。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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