試写会の上映でトラブル

シネマメディアージュ

 本日もお台場のシネマメディアージュで東京国際映画祭の試写。今日は日本映画を3本……というか、3番組観てきた。

 1本目……というか1番組目は、『ちえりとチェリー』というアニメーション作品。これは『チェブラーシカ動物園へ行く』という短編が併映になるので、純粋に1本というわけではなくて1番組になる。『チェブラーシカ』が先に上映されて、次がメインの『ちえりとチェリー』だ。人形アニメ特有の動きに、いつしか引き込まれていく。ドンドラベッコがすごかったのだが、ドンドラベッコなんて言われても誰にもわかんないよね。これは映画を観ればわかる!

 今日は映画と映画の上映間隔が短いので、家から持って出たサンドイッチで簡単に昼食を済ませる。2本目は『ピンクとグレー』で、2時間の映画の前半がカラー、後半でその続きがモノクロになる青春映画。この前後半の切り替えは一種のどんでん返しで、前半を観ていた人は後半に入ると「ええっ?」と驚くはず。あらすじ紹介では前半の途中までしか書けないな……。

 この映画の上映でトラブル発生。映画冒頭の1〜2分程度が無音で上映されたのだ。映写トラブルだとは思ったのだが、上映を止めて最初から上映し直す気配なし。とすると、これはひょっとしてこういう演出なのか? ちょっと不可解なので上映終了後に、スタッフの人にたずねてみた。「この場ではわかる者がいないので、後ほどお知らせします」ということだったので、次の試写に向かう。

 今日3本目の試写は『残穢【残穢】 住んではいけない部屋』というコンペ出品のホラー映画。これは日本からコンペに出品する3本の作品のうちの1本だが、ホラーとミステリーの要素がうまく組み合わされていて面白かった。ホラーとミステリーの融合という点では、『リング』(1998)に似ているかもしれない。だが感覚はそれよりずっとドライだ。

 映画のあとで映画祭のスタッフが飛んできて、先ほどの上映トラブルについての説明。やはり冒頭の音がなかったのは映写トラブルで、実際の映画には冒頭から音が付いているとのこと。問題が起きた上映の前に映写していた映画がBlu-ray上映で、その後通常のDLP上映に切り替える時に音声入力の間違いが生じたらしい。それに気づいた映写技師がすぐに操作を切り替えたのだという。

 これが普通の試写室なら映写を一度止めて、最初から上映をやり直すところだ。そうしなかったのは、映写技師が試写上映に不慣れなメディアージュのスタッフだったからだという。恐縮したスタッフは別の上映会の案内をプリントして持っていたのだが、僕は映画冒頭の無音状態が「演出ではない」ということさえわかればいいので、お礼を言って帰ることにした。

 映画祭の試写については、じつは他にも気になることがあった。それは映画の上映が始まってから、遅れて会場に入ってくる人が結構いることだ。真っ暗になった映画館の中で、スマホの画面を懐中電灯がわりに席を探す人が次から次に入ってくる。なぜ遅刻してくるのかは不明なのだが、メディアージュでの試写は入場の案内もなければ、上映開始前のスタッフの前説もなし。ここでの試写は、いつもこんなかんじなのかなぁ……。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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