今日はお台場で試写

アクアシティお台場

 東京国際映画祭の事前試写は、今日と明日だけ会場がお台場のシネマメディアージュに移動。我が家からだと1時間近くかかるのだが……、ま、それは六本木に行くのも同じことか。ゆりかもめの料金がちと高いのが欠点だけどね。

 1本目は小栗康平監督の新作『FOUJITA』で、オダギリジョーがフランス語の台詞でも頑張っている。1920年代のパリを再現したシーンは見もの。夜がとにかく暗いのだ。真っ暗な中にカフェのアカリだけがポツンと灯っていて、そこにフーフーこと藤田嗣治やモデルのキキなどがキャーキャー騒いでいる。

 「昔は夜が暗かった」というのは考えればわかることだけれど、それをこうして映像で見せられるとやはりドキリとする。映画の後半は戦中の日本が舞台になるのだが、この暗さはパリの暗さとはまた違うもの。空気の質感がバリと日本とではまるで違うのだ。そんなところも、映像的な見どころのひとつだろう。

 2本目は深田晃司監督の『さようなら』という作品。各地で原発が火災を起こし、放射能で国土が汚染されてしまった近未来の日本が舞台。日本から逃げ出せない外国人の女と、彼女の身の回りの世話をする女性型アンドロイドの物語だ。要するにSFなのだが、風景は日本の田舎の風景でぜんぜん未来らしくない。それでも目に見えない放射能は、人々の暮らしや心の有り様を大きく変えてしまう。

 今日の試写はこの2本で終わり。明日は同じ会場で試写を3本観る予定。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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