東京大神宮は若い女性だらけ

東京大神宮

 午前中から飯田橋で映画祭の試写3本。

 1本目は、1940年代にブラジルの精神病院で最初の芸術療法をはじめた実在の女医の奮闘を描いた『ニーゼ』。ロボトミー手術や電気ショック療法が最新医療技術として紹介されている様子にゾッとするのだが、案外我々が現在「最新の医療技術だ」と考えているものも、半世紀ほどすれば野蛮極まりない乱暴な治療だったと評価されるようになるかもしれない。

 2本目はイタリアのコメディ映画『神様の思し召し』で、無神論者の心臓外科医が型破りな神父と親しくなって生き方を変える姿を描く。信仰と科学の対立はテーマのごく一部にすぎない。ここで焦点が当てられているのは、人間が他者と向き合うことで感化されていく姿。医者は神父に感化されて生き方を変え、札付きの悪党はキリストに出会って生き方を変えるのだ。

 3本目はイランからフランスに亡命した一家の実話を映画化した『スリー・オブ・アス』。王の独裁に抗議したイランの民主活動家が逮捕されて刑務所に入れられるが、反対制運動の高まりから釈放。だが革命によって成立したホメイニ体制もやはり民主主義を求める運動を弾圧し、主人公は妻と子供を連れて命からがらトルコ経由でフランスに脱出する。

 シリアの難民がヨーロッパに大量になだれ込んでいるが、シリアは独裁政権に反対するグループが政府軍に攻撃されてISに合流している部分もあるようだが、民主化を求める人達はISにも居場所がない。まさにこの映画と同じような状況が起きているはずだ。

 試写の合間に近くの東京大神宮まで歩いてみたが、境内は若い女性がうじゃうじゃいて異様な盛り上がり。なんでも縁結びに霊験あらたからしい。恋活女子と婚活女子のためのパワースポットなんですね。知らずに足を踏み入れて、なんだかひどく場違いな感じがしました。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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