深川不動堂は仏教テーマパークだった!

深川不動堂

 久しぶりに門前仲町に出かけたので、これまたすごく久しぶりに深川不動堂に行ってみた。内仏殿や新本堂の中に入るのは初めてで、本殿で行われる護摩祈祷を見るのも初めてだったのだが、これがじつに面白い。

 深川不動堂は「深川のお不動様」とか「深川不動尊」などとも言われるが、「成田山東京別院深川不動堂」というのが正式な名前。千葉にある真言宗智山派の大本山、成田山新勝寺の東京別院で、元禄時代から続く弘法大師ゆかりの寺院だ。内仏殿には四国八十八ヵ所霊場巡りのミニチュアなどもあって、仏像の前にはそれぞれの「真言」が併記されている。さながら真言密教のテーマパーク。

 護摩祈祷は1日に何度も行われているようだが、ほら貝や太鼓の鳴り物入りで火がばんばん炊かれる中、僧侶たちの読経の声が響き渡るというスペクタクルショー。日本で一番有名なお経である「般若心経」も、太鼓をドカンドカン打ち鳴らしながら朗誦するというかなりファンキーな演出になっている。

 昔読んだ仏教入門の何かに、弘法大師(空海)の真言密教が流行した最大の理由は、呪術的な儀式である護摩祈祷のど派手な演出にあったと書かれていて「そんなものかなぁ?」と思ったのだが、実際にこうやって護摩祈祷の現物を前にすると「そうかもしれない!」と納得してしまったりする。

 深川不動堂がすごいのは、建物のあちこちにある仏像であれ、スペクタクルな護摩祈祷であれ、エンタテインメントとして行われているわけではなく、どれも真面目な「信仰の場」として行われているということ。ディズニーランドやUSJはフィクションだけれど、こっちは本物なのだ。

 まあ僕が知らなかっただけで全国の真言宗系の寺院では日常的に行われているものなのかもしれないけど、未体験の人は一度見に行くと面白いと思う。面白いなんて言うと失礼かもしれないけど、これはやはり一見の価値はあると思うんだよね。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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