出生率1.42という時代

出生数と出生率の推移

出典:東京新聞

 日本の合計特殊出生率が1.42になって9年ぶりに低下したんだそうだ。これまでの最低は2005年の1.26で、それからは堅調に右肩上がりだったのが、ここに来て少し下がったということらしい。

 まあしかしこれ自体はさほど大騒ぎするような問題ではないだろう。堅調なグラフも細かく見れば上がったり下がったりして推移するもので、常に前年より数値が上になるというものではない。時々下がったり、足踏みしたりしながら、長いスパンで見て上に上がっていけばそれでいい。だから今回の結果だけ見て「日本の少子化政策は失敗だった」とか「もう日本の出生率はここからさらに下がっていくのだ」「お先真っ暗だ」と言うのは早計。こんなものは3年とか5年とか、もっと長い目で見て判断する必要がある。

 少なくとも「合計特殊出生率」については、今回のことだけで大あわてすることないのだ。

 しかし問題は「出生数」の方だろう。これはもう止まらない。出生率が多少アップしても、出産する人の数が減っているのだから全体としては出生数が減って行く。グラフを見ても、出生率が多少上がった時期だって出生数はひたすら右肩下がりで、着々と減り続けているのだ。

 海外からの移民を積極的に受け入れていない日本では、出生数の減少はそのまま人口減少に直結する。少し前までは平均寿命が伸びることでこれが緩和されていたのだが、人間だってそういつまでも生き続けることはできないわけで、今後は出生数の減少がそのまま人口減少とリンクするようになるだろう。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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