PTAは必要ですか? 不要ですか?

PTAは必要? 不要?

 朝日新聞の紙面と連動した「PTAは必要ですか? 不要ですか?」というアンケートがあったので、その結果をグラフにしてみた。朝日新聞デジタルのWEBサイトにも簡単な数値が一覧表になっているのだが、それだと全体の比率がわかりにくいんだよなぁ……。

 記事の問題提起があった上でのアンケートなので多少のバイアスはかかっていると思うのだが、PTAは不要だという意見の方が多い。便宜的に「どちらでもない」を中間点とした場合、「絶対必要」と「必要」「あってもよい」を合わせて37.2%なのに対して、「なくてもよい」「不要」「絶対不要」の合計は56.3%だ。

この結果について、僕は結構ビミョーだなぁ……と思ったりもする。8割が「不要」と答えればPTAは明日にもなくなるだろう。でも「不要」が6割弱ではまだ弱い。存続派が4割弱もいるのでは、それを押し切って廃止には向かえない。しかし6割弱が「不要」「なくてもいい」と感じている組織に強制的に駆り出されているのは、それはそれでやっぱりダメなんじゃないかぁ……と思ったりもする。

 僕もこのアンケートには答えたような気がするのだが、どこに投票したか忘れてしまった……。結局、現在のPTAは「必要」だとも言えるし、「不要」だとも言える存在なんですね。厳密に言えば「PTAに類する保護者の組織は必要」だけど、「現在のPTA運営は弊害の方が大きいので不要」だから、「どちらでもない」というどっちつかずの答えをしたくなるのがPTAという組織かな。

 僕自身はPTAにさほど深く関わっているわけではない。小学校PTAで広報委員長を務めたけど、年3回発行する広報紙のうち2号だけ作って、あとはあまりにもバカバカしいので「辞める!」と宣言して職務放棄してしまった。他の委員さんには迷惑をかけたけど、じゃあ辞めたからといってそれで嫌がらせされたり嫌味を言われたかというと、そんなことはないのですね。もっともこれは僕が男だからで、女性だったらママ友コミュニティの中であれこれ言われたかもしれないけどね。ま、僕も陰では何か言われているのかもしれないけど、そのへんは持ち前の「鈍感力」を発揮して知らんぷりしてますが。

 朝日新聞のWEBサイトには投稿された「意見」もいろいろ載っているんだけど、PTAの担っている役割や組織のあり方は各PTAによってまちまちなので、目を通していてもあまり共感できるものがない。そういう意味では、PTAという名前は同じでも、中身は全部バラバラに分断されているのだと思う。

 ただやはりひとつだけ言えるのは、PTAというのは個別に成り立っている「自主的な組織」なんだということ。この「自主的」というところがほとんどの場合、自動加入や強制加入で見失われてしまっているのが現在のPTAなのです。参加者が自主的に、自分の意志で、参加したくて参加する。その組織の意義を理解して、そこに何らかの形で力を貸すために参加する。それが「自主的な組織」の本来の姿だと思うけどな。

 何度も言うことだけど、PTAは任意加入と入退会の自由をきちんと保障するべきなのです。これは責任のある委員や役員でも同じこと。こうすることで各PTAは、自分たちの存在意義や役割について保護者や教職員にきちんと説明する必要が生じてくる。参加者が負担の大きさに音を上げないように、仕事の内容を吟味するようになるでしょう。

 実際に参加するしないは別として、保護者の7割か8割が「PTAは必要だ」と思えるような組織にしていかないと、PTAは参加者を消耗させるだけのブラックな組織であり続けることになると多う。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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