シルバーデモクラシーに対抗するには?

大阪住民投票

 大阪都構想を巡る大阪市の住民投票は、僅差で反対派が上回ったとのこと。これで話題になったのは世代別の投票内容を見ると、都構想に反対していたのは70歳以上の老人しかいなかったということ。大阪の「未来」を決める住民投票で、「未来」を担う若年世代ではなく、さして「未来」があるわけではない(どう考えたって今後50年は生きないでしょ?)老人たちが決めてしまったことを「理不尽だ」と感じた人たちも多いようだ。

 でも大阪市は若年人口に比べて高齢者人口が圧倒的に多い地域ではないので、こうした結果になったのは結局「若年世代が投票に行かなかった」ことが原因だろうと言う人もいる。まあそうなんだろう。投票に行かないのが悪い。投票に行かないのは、結果に対する白紙委任状と同じです。文句を言うなら反対した老人ではなく、投票に行かなかった若年層に文句を言うべきなのです。

 それはわかっちゃいるんだけどね……。

 高齢者は人数が多いのに加えて投票率が高く、若年層は人数が少ないことに加えて投票率が低い。かくして日本の選挙では常に、高齢者の意向が反映しやすい結果が生み出される。これをシルバーデモクラシーと呼ぶらしい。

 若年層と高齢者の人口比はどうしようもないのだが(長い目で見れば少子化対策などで是正されるのかもしれないが、それは何十年も先の話だ)、投票率はまだ動かし用がある。若年層の投票率を上げれば、シルバーデモクラシーは多少なりとも是正されるはずなのだ。でもどうすりゃ投票率は上がるんでしょうかね?

 これは橋下市長も記者会見で記者に質問されて苦笑いしていたけど、本当にどうすりゃいいんだかわからない。シルバーデモクラシーは若年層に「自分たちが投票しても何も変わらない」という気持ちを何十年にもわたって刷り込んできたからなぁ……。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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