USJのジョーズは最高!

Jaws

 USJの2日目。「ジョーズのアトラクションは夜になってからのほうが恐いらしい」と子供が言うので改めてジョーズのボートに乗ったのだが、これは確かに夜のほうが迫力があって面白かった。出し物自体は昼間と同じなので何が起きるのかは全部事前にわかっているのだが、サーチライトに照らされた巨大なサメの姿は不気味なリアリティがあるし、真っ暗闇の中でボート小屋に避難するくだりも、ガスタンクが爆発炎上する場面も夜のほうがグッと不気味で迫力があるのだ。

 登場するサメ自体は、映画に登場する評判の悪いハリボテのサメより、さらに荒唐無稽なハリボテなんだけどね。水の中からドバーンと出てくるだけで、それ以上の動きが何かあるわけでもないし……。ただこのハリボテ感たっぷりのところが、映画のシーンを連想させて面白いんだよな。僕は『ジョーズ』こそスピルバーグの最高傑作だと思っているので、このアトラクションは朝から晩までずっと乗っててもいいな。(もっとも行列している時間のほうが長いけど。)

 今回USJである意味ショックを受けたのは、『ターミネーター2:3-D』のアトラクション。これはシアターに入る前にサイバーダイン社によるビデオプレゼンテーションがあるのだが、このビデオの内容がもうどうしようもなく古めかしいのだ。ビデオの中で使われているタブレット型端末が不格好だし、スペースシャトルが飛んでるしね。あとこのビデオの中で未来の夢のテクノロジーとして紹介されている事柄の幾つかは、すでに現実のものになっている。(タブレットた端末もそのひとつ。)現実がSF映画の中の近未来を追い越してしまったのだ。

 IMDbによれば、このアトラクションの映像が作られたのは1996年だという。もう19年も前だ。シュワルツェネッガーも、リンダ・ハミルトンも、エドワード・ファーロングもまだまだ若い。その間に、どれだけの技術発展があったことか。でもサイバーダインのビデオプレゼンテーションがいくら古くなっても、シアター内で上演しているショーの内容自体は特に古びてしまった印象はないんだけど……。

 この『ターミネーター2:3-D』も含め、USJにはライブアクションと映像テクノロジーを組み合わせた出し物がいろいろある。案内役の人間と映像の中のキャラクターが会話をするとか、その手の演出が多いのだ。でもこれは映画史の初期に作られたウィンザー・マッケイのアニメーション「恐竜ガーティ」(YouTube)と同じなんだよね。「ガーティ」では案内人が画面の中の恐竜と会話をし、エサを与え、最後は案内人自身が画面の中に入ってしまうという演出があった。USJのアトラクションではそれが、よりリアルな演出や絵柄になっているわけだ。

 でもやっていることの骨子は変わらない。映像の演出に合わせて、人間の側がシナリオ通りに演じるのだ。

 これをぶち破ったのが東京ディズニーシーのタートル・トークで、これは客席の反応に合わせて、画面の中のキャラクターがリアルタイムに動きや会話を変化させていく。これは映画や映像に詳しい人ほど、衝撃を受けるんじゃないだろうか。まあキャラクターのリアルタイムレンダリングは、ゲームの世界などで普通に行われていることではあるんだろうけどね。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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