USJに行く前にハリポタを観る

ハリー・ポッターと賢者の石

 土曜日からUSJに行く予定になっているので、その前にDVDで『ハリー・ポッターと賢者の石』を観て予習。この映画は2001年の作品なんですなぁ。僕は公開時に試写で観たんだけど、雑誌で記事を書く予定になっていたこともあって、試写の行列に並びながら原作を読みきったのだ。もう14年前か。今じゃこの映画に出演していた子役たちも、みんな大きくなったからなぁ。

 僕は原作を読んだのはこの1作目だけで、映画も2作目ぐらいまでしか観ていないと思うけどね……。

 『ハリー・ポッターと賢者の石』は映画としてはへんな構成になっている作品で、主人公の入学までの経緯を描いた後、彼が過ごす1年間の学園生活を、複数のエピソードを数珠つなぎにしているだけなのだ。原作そのままと言えばその通りなのだが、映画作品としては芸がない、だらしないすじ運びだと僕は思う。こうなってしまった理由は、この劇場1作目が作られた時点で原作が完結していなかったせいだろう。登場人物たちがその後どうなるかわからないので、原作に完全に寄り添って、そこからはみ出すことができなかったのだ。

 主人公の成長を1年1本のペースで連作していくという映画には、日本なら中村錦之助主演の『宮本武蔵』五部作がある。でも『宮本武蔵』は吉川英治の原作が全部出揃った上で映画化しているから、エピソードのカットなども行っているのだ。(カットした部分を後から映画化したのが『真剣勝負』だ。)でも『ハリー・ポッター』シリーズにはそれがない。原作が完結してから後に映画化されたシリーズ後半になれば、ある程度先の見通しを立てながら脚色できたのかもしれないが、この劇場第1作目にはそんな自由がまったく存在しなかった。

 物語に手を入れられないかわりに作り手たちが力を入れているのが、映画の美術だった。これは1作目からすごい存在感だった。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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