「さんすくみ」9巻を読む

さんすくみ 9

 Amazonに予約していた絹田村子の「さんすくみ」9巻が届いたので読む。長く続いているこのマンガも、そろそろ終わりが見えてきたのかぁ……という雰囲気で少し安心。面白く読ませていただいているので今後も末永く……という気持ちがないわけでもないのだが、本棚の場所がねぇ……。

 というわけで、今後はマンガを買う時はKindle版があればKindle版を買うことに決めだ。とはいえ、これまで紙で買っているマンガについては、最後まで付き合うしかしょうがないよなぁ。(それとも途中からでもKindle版に乗り替えた方がいいかな。「深夜食堂」などは発刊ペースが遅いので安心していたら、じわりじわりと書棚がふさがってきてしまっているわけで……。)

 「さんすくみ」は主人公たち独身30男三人組が何らかの形でバラバラになれば終わってしまうわけで、今回の9巻ではその伏線がちらほらと出てきている。寺の息子の孝仁は茶道教室の生徒桐野さんといい感じになってきているし、牧師の卵の工くんはドイツへの留学を決めたらしい。取り残されるのは恭太郎だけど、これはまあ、なるようにしかなりそうにないね。

 マンガには物語の中でずっと時間が静止したままの「深夜食堂」や「聖☆おにいさん」のようなものと、物語の進展に合わせてエピソードが積み重なっていく「ヒストリエ」や「落語心中」のようなものがある。(どちらも僕が今購入しているマンガね。)「さんすくみ」は当初時間を静止させたままだったようにも思うのだが、途中からは明確にエピソードを積み重ねていくタイプに転じた。イケメンの30男が3人集まって、揃いも揃って女の子に振られ続けるという「寅さん×3」みたいな展開はやっぱりちょっと辛いよな。ここは誰かに彼女を作り、別の誰かは新しい道を求めて共同体を飛び出し……という展開の方が健全なのかもしれない。それぞれのキャラクターが好きになればなるほど、それが望ましいような気もするのだ。

 フィナーレは10巻か、それとも11巻か。終わることを待っているわけではないけれど、終わりを読むのが楽しみだ。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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