東京国際映画祭に行く

27th_TFF_Flyer

 午前中は雑誌の原稿を書いていた。準備は昨日からしていて本文もさほど時間をかけずに書き上げたのだが、最後のオチと見出しに悩んで、それだけで2時間ぐらいかかってしまった。短い文章は内容面でさほど大したことが書けるわけではないので、オチの部分できれいにサッと切り上げられるかどうかで読者の印象が大きく変わるであろう……というのが僕の考え。

 ただし自分が他人の文章を読む時にそこまで気を配っているかというとさほどでもないので、これは書き手の自己満足という面もあるとは思う。でもこの自己満足できちんと満足できることが、次もまたがんばろうというモチベーションにつながるのだと思う。だからこれは、決しておろそかにはできない書き手の「こだわり」なのだ。

 原稿を編集部に入稿した後、いそいそと荷物をまとめて六本木ヒルズの東京国際映画祭プレスセンターへ。先日受け取りそびれたプレスキットを受け取ったら、上質のアート紙に印刷した公式パンフレットの重たいこと……。毎年もらっているプレスキット入れのバッグなどと一緒にショルダーバッグに放り込んだが、これがズッシリと肩に食い込むなぁ。

 その映画祭で今年最初の鑑賞作品は、フィリピン映画『壊れた心』。べつにこれを狙っていたわけではなく、たまたま「原稿の締め切りが午後3時だから、それから六本木に出て観られそうな映画」ということで選んだのだが、オープニングにいきなり浅野忠信が出てきてびっくりした。内容はフィリピンのスラムを舞台にした犯罪映画だが、全編ほとんど台詞無しでサイレント映画みたいな雰囲気の1時間13分。話ははっきり言えば理解できない。面白いかというと、面白くもない。途中でパラパラと退出していく人がいたが、それは次の予定があったためなのか、それとも映画の退屈さが耐え難かったのか……。

 僕自身は「映画表現」という面で多少の新味を感じつつ、「映画作品」としてはどんなもんだかと首をひねっていたのだが、まあこういうシロモノに出くわせるのも映画祭ならではだろう。浅野忠信が主演だとしても、この映画を買い付けて劇場公開する映画会社はたぶんないと思うからね。

 帰宅したら飼っていたハムスターが死んでいた。ペットショップで買ってきてから2年半ぐらい。この手の小動物にしては長生きした方なのかもしれない。ハムスターは病気で死ぬことも多いのだが、今回のハムスターはそうしたこともなく年をとって天寿をまっとうした感じ。ここ半年ぐらいはかつての快活さもなく、よたよたと飼育ケースの中を歩き回ってたもんなぁ……。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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