借りている本を読み切れない

ハロウィンの文化誌

 図書館で借りている「ハロウィンの文化誌」だが、貸出期間(2週間)では読み切れそうにないので一度返却することになりそうだ。まだ3分の1ぐらいしか読んでないのだが、こうなってしまった理由は他の仕事が忙しかったことや、それほど熱心に読んでいなかったことがある。ハロウィンにまつわるさまざまな歴史的事実が事細かに書かれているのだが、細かすぎて話が先に進んでいかない……。ただしハロウィンにまつわる資料としては一級品のものだと思うので、興味のある人には一読をお勧めする。ハロウィンにまつわる不気味な古い風習や言い伝えなどもたっぷり紹介してあるので、ホラー関連のゲームや映画や小説やマンガを企画している人も読むと参考になると思う。

 返却する前にもう少しぱらぱら拾い読みすると思うのだが、ハロウィンで子供たちが家々を回って「トリック・オア・トリート」と言う習慣はアメリカで第二次大戦後に広まったものらしい。古い記録も20世紀に入ってからのもので、習慣としてはかなり新しい。まだ100年の伝統もないのだ。もともとそのルーツになるような習慣はあったらしいが、それもハロウィンの習慣ではなく他の祭りの習慣だった。それがハロウィンという「子供の祭り」に合流して「トリック・オア・トリート」が生まれ、これが第二次大戦後にマスメディアで流布されて全米に広がり、さらに世界中に広がっていった。ハロウィンに各家を訪ねたり、さまざまな扮装で街を歩く人たちを「トリック・オア・トリーター」と呼ぶそうだ。

 中学生や高校生の頃にブラッドベリの小説を読んでいて、日本語訳では「万聖節の前の夜」などと訳されていたハロウィンが、かくもメジャーなものになるとはちょっと驚きだよなぁ。

 今日は久しぶりに試写に行ったが、これもたまたまだがハロウィンを背景にしたサスペンス映画だった。アメリカ映画の『ザ・ゲスト』。イラク戦争で長男を亡くした家族のもとに、軍隊で彼の親友だったというひとりの青年が訪ねて来る。人当たりのいい彼に家族は全員気をゆるすのだが、じつは彼の正体は……というお話。中盤まではものすごく面白いのだが、終盤で失速してしまうのが残念。理由ははっきりしていて、要するにお金がない映画なのだ。中盤で映画がギアチェンジしてワクワクするのだが、その結果が期待に反してしょぼいんだよなぁ。でもそうなってしまった原因ははっきりしているので、この脚本家や監督に次はもっとふんだんに金を使わせ大きな映画を撮らせようと考えるプロデューサーも現れると思います。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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