図書館の資料を切り抜かないで

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 我が家は新聞を取っていないのだが、時にはそれを読むこともある。実家に帰れば部屋の隅やテーブルの上に投げ出してある新聞を読むし、ファミレスに行けばテーブルの上に配置してある新聞を読む。旅行する時は駅の売店で新聞を買うし、何もないときでも近所のコンビニで新聞を買ってくることもある。でも最近一番新聞を読む機会があるのは、図書館に出かけた時だ。資料を借りたり返却したりするついでに、新聞ラックにかけてあるその日の新聞をパラパラめくるのが楽しい。

 写真はそんな中でみつけたもので、図書館の職員がわざわざ付箋を付けた上で「切り取り禁止」というラベルを貼っている。他の新聞ではこんなものを見たことがないし、なぜこのページのこの記事にだけこんな表示がしてあるのかがしばらく理解できなかった。おそらくこの連載を毎回、図書館の新聞から切り抜いてスクラップしている人がいるのだろう。毎回必ずこの記事が切り抜かれるので、図書館側がチェックしやすいように付箋を付け、警告のためにラベルを張ったのだと思う。

 困った人がいるもんだ……。

 少し前に図書館の「アンネの日記」が破られる事件が起きて大騒ぎになったことがあるが、図書館を頻繁に利用していれば、雑誌の切り抜き、書籍への書き込み、CDなどの歌詞カードの抜き取りなどが日常的に起きていることには嫌でも気づくと思う。しかしそれは「うっかり」であったり「たまたま」であったり「出来心で」あったりするのだとばかり思っていた。しかし今回の新聞の一件からは、図書館の資料を明確な目的意識を持って切り抜いて行く人がいることがわかる。

 「切り抜くなら150円払って新聞ぐらい買えよ!」という気もするのだが、たぶんその犯人にとっては新聞の中でその記事だけが「保管しておきたい部分」だから、1部丸ごと買うのはもったいない気がするんだろうな。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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