お楽しみは明日からだ

お楽しみはこれからだ

 明日から旅行なので、今日は事前に片付けられる仕事を全部片付ける。書いてしまえる原稿は書いてしまうつもりなのだが、レギュラーで書いている情報誌から次号のお題と締め切りが来ないのが少し気になる。来週の月曜日ぐらいが締め切りだと思うんだけどなぁ……。

 事実上7月最後の「営業日」なのだが、8月からは仕事のやり方をまた少し変えようかと思っている。今年1月から映画評を有料読者にのみ公開にしていたのを改めて、来年からまた全部無料で外に出してしまおうと思っているのだ。そのための準備を8月から始める。状況次第では無料公開をもう少し早めるかもしれない。まあ誰かと組んで何かをやっているわけではないので、すべては試行錯誤。自分勝手にマイペースでやってます。

 日記には内容とあまり関係がなくてもとりあえず何らかの写真なりイラストなりを貼り付けることにしているのだが、今回のビジュアル素材は和田誠さんの名著「お楽しみはこれからだ」の第1巻。確かキネ旬で長期連載されていたコラムだと思うけど、こういうものが古典にならずに絶版状態になっているというのがちょっと残念。僕の世代だと和田さんの映画コラムは本当に舐めるように読んで、映画についてあれこれ勉強したんだけどね。ビデオもあまり普及しておらず、名画座もほとんど壊滅状態で古典的な名作名画へのアクセスが閉ざされていた時代というのがある。その時、映画本というのは古典的名作名画へのほとんど唯一の経路だった。

 「お楽しみはこれからだ」は映画『ジョルスン物語』の中の台詞で、和田さんのコラムの読者たちはその後、コロンビア映画のリバイバルで劇場に『ジョルスン物語』がかかったときはみんな出かけて映画を観たのだ。映画はアル・ジョルスンのインチキな伝記映画だけど、僕はこの映画でアル・ジョルスンを知り、主演のラリー・パークスを知り、彼が赤狩りの気の毒な犠牲者だったことを知った。きっかけは和田誠さんです。

 こういう本は復刊してもたいして売れないだろうけど、若い読者向けに電子書籍などで出してくれないかなぁ……。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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