セルフパブリッシングの現状と今後

JEPA014418

 日本電子出版協会(JEPA)のセミナーに行ってきました。今回のテーマは「セルフパブリッシングの現状と今後」で、講師はフリーライターで日本独立作家同盟の代表でもある鷹野凌氏。

 電子書籍の現状についての大ざっぱな紹介と、セルフパブリッシングの定義、具体的にセルフパブリッシングに対応しているサービスの「現状」を紹介するのが主たる内容で、「今後」についてはやはりまだよくわからないという印象を持った。ただしここで印象に残ったのは「電子書籍はまだキャズムを越えていない」という言葉。

 キャズムというのはマーケティングの世界で使われている用語らしい。新しい商品やサービスが登場してから、それが一般化するに至る過程で通り過ぎる深い溝のこと。全体の16%とも言われているが、ここを乗り越えることができれば一部の物好きや先物買いの連中が飛びついて面白がっている段階から、一般消費者に広く行き渡る商品やサービスへ広がっていくとされる。(一時期はやった百匹目の猿みたいな話だなぁ……。)

 スマホは現在16%というキャズムを乗り越えて広く普及して行っている。タブレットは微妙なライン。電子書籍はまだぜんぜん到達していない。ただし電子書籍は消えないし、少しずつでも広がっていくだろう。だからいずれはこのキャズムを越えて、大衆化していくところに至ると考えられる。ただしそれがいつ、どんなタイミングになるかはわからない。今はそれに備えて準備をしておきましょう……というところだろうか。

 セルフパブリッシングは現状ではまったく儲からない。そもそも社会的な認知すら受けていない。だがいずれは儲かるようになるかもしれない。そこで儲かるようになるのは、その時実際に電子書籍に手を出していた人たちだけ。あ、これって「宝くじは買わないと当たらない」みたいな話ですかね。まあでも、電子書籍はそんなもんなんですなぁ……。


 午後は『忍ジャニ参上! 未来への戦い』『トランセンデンス』の試写を観た。どちらも面白かったけど、午後イチの試写は眠いし、夜の試写は疲れてヘトヘトになっている。やはり夜の試写を入れると寝る時間が遅くなって睡眠不足と疲労がたまってしまう。来週からはよほどのことがない限り、夜の試写は予定から外すようにしようと思う。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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