劇場版ミッキーマウスの新作!

Get A Horse!

 『アナと雪の女王』を観に行ったら、併映の短編作品として『ミッキーのミニー救出大作戦』が上映されていた。劇場版のミッキーマウスなんて何年ぶりなんだろうか。全編がディズニー映画に対する愛情に満ちた、ほとんど内輪ウケみたいな映画になっているのが微笑ましい。映画史的な見方をするなら、これは3DCGで描かれた初のミッキーマウスであり、初の3D版ミッキーマウスとうことになるのだろうか。1930年代のモノクロキャラクターたちが、スクリーンを突き破って客席に飛び出してくる。

 ミッキーマウスのオリジナルの声優はウォルト・ディズニー本人だが、この映画は過去のミッキーマウス映画からディズニーの声を抜き出して新作の声にあてている。つまりモノクロのミッキーマウス部分は、ディズニーが作った初代ミッキーマウスに限りなく近いのだ。初期トーキー映画にありがちなヘロヘロで薄っぺらい音、フィルム周辺部の光量不足、フィルムの傷や乳剤面の剥落、パーフォレーションの拡張やフィルムの歪みによる画像の揺れなど、古い映画にありがちな不安定さがよく再現されている。

 古い映画が好きな人なら、映画を観ながらニヤニヤしてしまうだろう。この映画を作った人たちは、1920年代〜30年代初頭の古いディズニーアニメを、徹底的に観まくって分析したに違いない。愛だよなぁ……。

 実写的なリアリズム不要で3D映画になっているので、立体感は誇張されてディズニーランドのアトラクション状態。立体効果という点では、この後に上映された『アナと雪の女王』より楽しめたかもしれないな。


投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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