アカデミー賞という祭りの後

8月の家族たち

 午前中から試写。アスミック・エースで『8月の家族たち』(4月18日公開)を観た。この映画はアカデミー賞で主演女優賞(メリル・ストリープ)と助演女優賞(ジュリア・ロバーツ)にノミネートされてたんですが、結果は無冠。でもオスカーなんてものはノミネートされるだけでも大層立派なわけで、あとはその時々の運みたいなものですね。

 僕はこの映画だと三姉妹の次女を演じたジュリアン・ニコルソンが印象に残った。『愛についてのキンゼイ・レポート』(2004)に出演していたようだけど、ぜんぜん憶えていないな。あと叔母を演じたマーゴ・マーティンデイルも良かった。この人もいろんな映画に出てるんだけど、ほとんど憶えてない。でも超豪華キャストの中で、こういうあまり知らなかった俳優たちがキラリと光っているのはいいなぁと思う。

 アカデミー賞というのは「映画の興行収入に唯一影響力を持つ(かもしれない)映画賞」なので、映画会社は映画公開前に「アカデミー賞最有力!」「オスカー確実!」などと盛んにあおり立てる。でも実際にふたを開けてみるとノミネートさえされないことなどがざらにあり、それでも「最有力!」と印刷してしまったチラシだけは出回っていたりして、ちょっと気の毒な気持ちになることがある。

 ノミネートの場合は、まあノミネートするだけでも立派なもの。この『8月の家族たち』だって、主演のメリル・ストリープやジュリア・ロバーツは実際に受賞してもまったくおかしくないような演技を見せていたと思う。ただこの映画は原作が舞台劇だということもあるせいか、特にメリル・ストリープの演技などは舞台劇風に見えてしまったりはするわけだけどね。でもそれを言えば、今年のオスカーで主演女優賞を取ったケイト・ブランシェットの『ブルージャスミン』だって、舞台劇っぽいのかもしれないけどさ。

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