メルマガを作る理由

映画瓦版メルマガ版

 明日がメルマガ「映画瓦版メルマガ版」の発行日なのでその準備。今回は映画評が6本。映画コラムは「黒澤明を読む」の5回目で、1946年(昭和21年)の『わが青春に悔なし』を取り上げる。

 黒澤映画は監督作30本のDVDをすべて持っているのだが、この「黒澤明を読む」では映画を観ずに、岩波版の「全集 黒澤明」で脚本だけを読んでいる。この全集も随分昔から持っているのだが、時々脚本を拾い読みするぐらいで通して読んだことがない。メルマガの連載のために脚本を読み、解説を読み、脚本の注を読み、関連の資料で作品の背景を調べたりすると、いろいろと勉強になることが多い。結局こういうことをやるために、わざわざメルマガで自分に脚本を読むことを強いている面もある。

 メルマガではとりあえず黒澤の映画化作品30本を取り上げるが、「全集 黒澤明」には未映画化のシナリオや、他の監督に提供したシナリオ、随筆なども収録されている。こうしたものをどうするかは悩みどころなのだが、映画作品を取り上げるだけでもあと25本、丸2年以上の時間がかかるので、それから先にまた考えればいいかな……。

 メルマガは映画瓦版以外にもキリスト教関連のものを作っているが、これもやはり自分であれこれ調べたりする動機付けとして作っている面が大きい。何らかのモチベーションがないと、面倒くさくなって調べ物とかしなくなっちゃうんだよね。まあそれを誰かが「仕事」として依頼してくれれば一番ありがたいわけだけど、なかなかそういう機会もないし、自分でできることは自分でやるしかないかな。ま、趣味だし、道楽だから構わんのだけど。

 なお「全集 黒澤明」は現在版元品切れのようで、アマゾンにも新品の在庫がない状態。まあマーケットプレイスで1冊数百円で発売されている巻もあるので、少しずつ集めていけばいいのかもしれないけどね。映画の脚本はそれだけ読む人がほとんどいない「資料」なので、出版事業としてはなかなか成り立ちにくいものだと思う。でも資料としてはやはり一級品のものなので、今後は映画シナリオ専門の電子書籍出版社でも立ち上げて、資料の散逸を防ぎ、読みたい人がすぐに読める仕組みを作っていくことが大事だと思う。版権の処理が面倒くさいんだろうけどね。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記 タグ:

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