エピソード主義について

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

 数日前から「全聾の作曲家にじつはゴーストライターがいた」という話題がマスコミで盛り上がっていて、僕はこれではじめて佐村河内守という作曲家の存在を知った。今日はそのゴーストライターに取材した雑誌記事が週刊文春に出て、本人の記者会見もあったとのこと。僕はどちらも見ていないのだが、記者会見の様子がネットに全文掲載されていたのでそれを読んだ。正直あまり面白くない。こういうのはきれい事ばかりで、人間的な葛藤だの欲望だのというものは、あまり表に出てこないからね。

 この問題から僕は日頃考えている「エピソード主義」について、あれこれとTwitterに投降したので、Togetterで簡単にまとめておく。

 午前中は昨日観た映画の映画評を書いた後、雑誌の記事を書いてしまう。明日が入稿の締め切りなので、今夜全体を見直して、できれば今夜中、遅くとも明日の早い時間に入稿してしまうつもり。

 午後は試写2本。1本目はベルギー映画『オーバー・ザ・ブルースカイ』。原題が『The Broken Circle Breakdown』なのに、なぜこんなカタカナの邦題が付くのかは謎。ブルーグラス(カントリーミュージックのジャンルのひとつ)バンドで活躍する夫婦の出会いから別れまでを描く、音楽たっぷり、笑いと涙が山ほど盛り込まれたドラマ作品。映画は2階建て構造で、1階部分が難病もの、2階部分が夫婦の再生ドラマ。いろいろな意味で、観ていてひどく身につまされた作品だった。

 2本目は『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』。「あなたに1万ドルの宝くじが当たりました」という雑誌広告の文句を真に受けて、モンタナのビリングスからネブラスカの州都リンカーンまで歩くと言い出す父と、仕方なく父をリンカーンまで送ることにした息子の旅。監督は『アバウト・シュミット』のアレクサンダー・ペインで、この映画も『アバウト〜』同様のロードムービー。旅の内容がろくでもないという意味でも『アバウト〜』との共通点は多いと思う。ブルース・ダーンが素晴らしかった。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中