今日は映画に大満足

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 午前中に映画評を全部片付けて、午後は試写を2本はしご。

 1本目は松竹で『アクト・オブ・キリング』というドキュメンタリーを観たのだが、これがすごかった。インドネシアでは1965年に軍事クーデターが起きて、それまで政権側にいた共産党が非合法化された。国内の共産党勢力を一掃するために、プレマンと呼ばれるやくざ者たちが動員されて全国で共産党員やそのシンパ、家族、支持基盤となった人たちなどを殺戮していく。その数は50万人とも300万人とも言われているがよくわからない。僕は無知でこの出来事自体をまったく知らなかったのだが、インドネシアでは今も共産党が非合法で、当時の殺戮に加わったプレマンたちは国家の英雄のように扱われている。

 2本目はスコセッシの新作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の完成披露試写。『カジノ』を連想させる実録犯罪ものなのだが、舞台になっているのが証券業界なので、銃弾が飛び交ったり、車が爆発したり、人が殺されたりすることはない。麻薬漬けの乱痴気パーティーはほとんどギャグとして描かれている。終盤、ディカプリオが麻薬でよれよれになる場面には爆笑。今村昌平の重喜劇みたいな路線かもしれない。

 『アクト・オブ・キリング』が2時間1分。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』が2時間59分。両方合わせて今日は5時間。ちょっと疲れたけど、2本とも面白い映画だった。特に『アクト・オブ〜』はすごかったので、お薦めです。ドキュメンタリーとしては『ゆきゆきて、神軍』に匹敵するインパクトがあるよ。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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