映画|キック・アス ジャスティス・フォーエバー

13122601l 2010年のヒット作『キック・アス』の続編。とはいえアーロン・テイラー=ジョンソン演じるキック・アスは狂言回しで、今回の主役は完全にクロエ・グレース・モレッッツ演じるヒット・ガールなのだ。ヴィラン道まっしぐらのレッド・ミスト改めマザー・ファッカーも今回は完全に脇に追いやられている。ニコラス・ケイジのビッグ・ダディが退場したことで新たなリーダー格の大人として登場したジム・キャリーも、もう少し活躍してくれてもよかったんだけどなぁ……。

 1作目もそうだったが、仮面のヒーローは現実の世界では生きていけない。しかし仮面のヒーローとして育てられたヒット・ガールには、それ以外の生き方ができない。新しい保護者になった亡父の親友マーカスから「普通の女の子として生きる道を探せ」と言われても、彼女にとっては仮面の女殺し屋ヒット・ガールとしての生きることこそが自然で普通なのだ。彼女はありのままの自分でいることを、社会から拒絶されている。そこに彼女の悲劇性がある。

 原題はシンプルに『Kick-Ass 2』なのだが、邦題が『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』という長ったらしい物になっている。こういうタイトルは、後から振り返るとどれがどういう順番だったかわからなくなるので、できれば普通に「2」とか「3」の方がいいと思うんだけどな。

(原題:Kick-Ass 2)

2月22日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 映画

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