映画|あなたを抱きしめる日まで

13122501l 1950年代のアイルランド。性知識が未熟だったことから十代で妊娠した少女が、修道院で子供を出産。だがその子供はわずか3歳で、産みの親の同意なしに無断で養子に出されてしまう。それから半世紀。生きていれば子供は50歳になったであろう年に、子供を手放した母フィロミナは子供を探しはじめる。協力するのは敏腕ジャーナリストのマーティン。だが修道院は「記録は火事で焼けた」と言うばかりで何も教えてくれない。やがてフィロミナとマーティンは、修道院が生まれた子供を金銭報酬と引き替えに海外に養子に出していたことを知る。不利な証拠が残らないよう、記録は修道院が焼却処分していたのだ。子供のほとんどはアメリカに養子に出されたという話を聞き、マーティンはアメリカ移民局から情報を調べようとするのだが……。

 実話をもとにしたドラマ作品で、主演はジュディ・デンチとスティーヴ・クーガン。ジュディ・デンチが上手いのは当然なのだが、信心深くて、ロマンス小説が好きで、下世話な田舎のおばちゃんを演じるにしては、少々上品すぎるような気がしないでもない。どちらかというと地味な素材なので、大スターに出演してもらうというのはわかるんだけどね。

 ジャーナリストを演じたクーガンは僕には馴染みのない俳優だったのだが、じつにいい感じだった。若い頃のフィロミナを演じた女優(ソフィー・ケネディ・クラーク)も素晴らしい。この若い頃のヒロインの子供に対する愛情に説得力がないと、その後の話が全部ウソっぽくなっちゃうもんね。

(原題:Philomena)

3月15日(土)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ

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投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 映画

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