一票の格差がなくなればいいの?

03388f86a0d4243e416d80a9badaf637_s 昨年12月の衆院選は違憲状態だったという最高裁判決が出た。選挙区によって1票あたり最大2.43倍の格差があるのが問題とされたわけだ。

 1票の格差問題については格差の是正が常に叫ばれているのだが、本当にそれだけでいいのかなぁ……という気がしないでもない。人口比に応じて機械的に議員数を分配すれば、地方選挙区の議員数は減らされ、都市部の議員数は増えることになる。地方の発言力は低下し、都市部の発言力は増すわけだ。ただでさえ地方は疲弊しているのに、この上政治的な発言力まで低下してしまったら、都市部と地方部の格差はますます拡大してしまうのではないだろうか。

 国会議員は全国民の代表だから、地方代表という意識は捨てるべきだという考えもあるだろう。でも地方が抱えているさまざまな問題を、もっとも身近で見ているのはその地方出身の議員なのだ。「地方自治だ」だの「これからは地方の時代だ」などと言いながら、地方選挙区の議員数を減らしてしまうのは、その流れに逆行することになるような気もする。

 国会は二院制だから、例えば衆議院でなるべく1票の格差を減らすような議員数の配分をして、参議院は都道府県ごとに同数の議員数にするなど(全県1区の中選挙区制でいいよ)、思い切った改革をすればいいんじゃないだろうかねぇ……。

 などと考えつつ、午前中は雑誌原稿を入稿。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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