映画|映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス!

13111001l プリキュア版『オトナ帝国の逆襲』だなぁ……。思い出に閉じ込められて現実を見失ったヒロインたちが、思い出の世界でのまどろみを捨てて現実に戻ってくる物語。大林宣彦監督の映画にも似た感じのテイストのものがあったような気がするけど、あれは何だったかな。

 『オトナ帝国』の時も多少思ったのだが、こういう話を観ていると「辛い現実に戻らずに甘美な思い出の中だけで過ごせるならそれでもいいじゃないか」と思ってしまうのだ。傷ついたり苦しんだりすることで、人は大人になる。でも大人になることって、そんなにいいことなのか?

 この映画はそれを「ヒロインがお嫁さんになる」という部分で強引に押し切ろうとしている。純白のウェディングドレスを着るのは女の子の夢。その夢をかなえるには、やっぱり大人になるしかないんだよね……というオチだ。でもこれってどうなんだろう。現実の女性たちは必ずしも「大人になった証」として結婚してないでしょ。晩婚化、未婚化はどんどん進んでいるわけで、実際の世の中は「お嫁さんになる」という夢で乗り切れるほど甘くない。

 まああプリキュアの場合は劇場に子供を連れて来ているのがパパママたちだから、こういうごまかしが通用する作品ではあるんだろう。いい年した未婚の男とか女とかが観るような映画じゃないからね。

 というわけで大きなごまかしがある映画だとは思うけど、物語自体は感動的に盛り上げてきれいに終わっている。キュアハートのエンゲージモードはやり過ぎだと思うけど、まあ劇場版のサービスみたいなものですね。エンディングのステージダンスは大画面で観ると迫力があるなぁ。

10月26日(土)公開 新宿バルト9ほか全国ロードショー

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投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 映画

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