政治家は困った人たちばかり

 最高裁で非嫡出子への相続格差が憲法違反の差別だと指摘され、民法の改正が急がれていたわけだが、とりあえず自民党内でも民法改正の方向で進むことが決まったようで何より。それにしても、この間の自民党内部のごたごたぶりは見苦しいばかり。最高裁の判断が出ているのだから民法改正は避けられないのに、「国会は国権の最高機関だから最高裁に従う必要はない。三権分立で立法府は司法から独立しているのだ」とか、「民法を改正すれば伝統的な日本の家族制度が壊れる」とか、果ては「最高裁にだって間違いはある」だの「憲法よりも先に守らなければならないものがある」だのアホな物言いがマスコミを通じて漏れ伝わってくるたびに、どんよりと暗い気分になってしまった。

 同時期に山本太郎の天皇直訴事件があり、「憲法で禁じられている天皇の政治利用だ!」と同じ自民党の議員が騒いでいるのが滑稽でならなかったよ。一方で「最高裁なんて無視だ。憲法何するものぞ!」という威勢のいい声を発しながら、もう一方では「憲法無視とはケシカラン!」と言ってるんだから世話がない。この人たちが「憲法改正草案」などという大それたものを発表しているのだから、まったく語るにおちるとはこのことだ。

 僕は思想的には保守だから、保守政党としての自民党がそれほど嫌いじゃなかった。へたな「革新政党」よりも保守の方がずっといいしね。しかし今回の件では自民党内の「保守派」とやらにゲンナリさせられた。山本太郎の「国会議員としての質」をあれこれ言う前に、自民党内の議員の質をもうちょっと何とかしてほしいね。山本太郎のやり方はあまりにも子供っぽいけど、自民党だって同じぐらいに子供っぽいよ。

 ……というわけで、映画瓦版を少し更新してこの日は終わり。今週中には映画祭の映画評を片付けて、早ければ金曜日、遅くとも来週からは試写に復帰したい。

投稿者: 服部弘一郎 カテゴリー: 日記

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